説明

株式会社エフエムディにより出願された特許

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【課題】冠状動脈や下肢血管等の血管狭窄部の穿通性能を向上させた医療用ガイドワイヤを提供する。
【解決手段】芯線先端部12にコイルバネ13の先端及び後端をロウ付けにより固着してガイドワイヤ10の先端部を形成する。コイルバネ13の先端部を素線14aの密着巻きにより、テーパ部13b及び等径部13aから構成する。コイルバネ13の先端から50mm以内にロウ付けによる中間固着部17を形成する。テーパ部13bの先端側外径D2に対する後端側外径D1の比(D1/D2)を1.22以上2.31以下とする。芯線先端部12の先端外径をd2とし、コイルバネ素線の線径をtとしたときに、d2≧tとする。密着巻き及びテーパ形状によりコイルバネ13のバネ定数を上げることができ、血管内の閉塞病変部の穿通性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】医療用処置具を回転操作装置により回転させて病変閉塞部に進入させる際に、先端部への過大なトルクの伝達を防止する。
【解決手段】回転操作装置201を、第1回転体210と第2回転体211とオーバートルク防止部230とから構成する。第1回転体210に、ルアーロック部202と第1ギヤ203とシャフト部208を設ける。第2回転体211に、第2ギヤ204と保持軸孔と回転操作部209を設ける。第1回転体210を第2回転体211に回動自在に取り付ける。皿バネ206及び固定ナット221により、第2ギヤ204に第1ギヤ203が噛み合うように付勢する。第1ギヤ203、第2ギヤ204、皿バネ206、及び固定ナット221によりオーバートルク防止部230を構成する。回転操作部209からの一定値を超えたトルクは第2ギヤ204が空転することにより伝達されることがなく、過大なトルクの伝達が防止される。 (もっと読む)


【課題】 回転させて病変閉塞部内への進入させるに際し、先端部への過大なトルク伝達を防止することができ、病変閉塞部の切削を容易にかつ正確に行うことが可能な医療用処置具を提供する。 【解決手段】 コイルスプリング体50とコイルスプリング体の先端に固着された円筒状の先端チップ60とを有する中空状の医療用処置具100にオーバートルク機構を接続する。オーバートルク機構は、医療用処置具と共に回転する第1ギアと、第1ギアに噛み合う第2ギアと、第2ギアを第1ギアに押圧するばねと、第2ギアを回転させるための把持部と有する。第1ギアと第2ギアとの間に作用するトルクが一定値を超えると第2ギアが第1ギアに対して空回りする。 (もっと読む)


【課題】 ガイドワイヤの柔軟性を損なうことなく、血管内病変部に高度な閉塞部が生じた場合でも、これを容易に削り落とすことができ、術者の意図する方向へ容易に穿孔・穿刺することができる医療用ガイドワイヤ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 先端部と手元部を有し、先端部11が徐変縮径する芯線10の外装部にコイルスプリング体50を外装固着してその先端部に先端チップ13をコイルスプリング体と固着形成した医療用ガイドワイヤ100において、先端チップの外周部に先端側へ徐変縮径するドリル刃等の切刃20を形成する。 (もっと読む)


【課題】ガイドワイヤの芯線と外装部のそれぞれに個別に一定間隔で設けられたマーカ部を併用して長短マーカ部からなる目盛り部を形成することで、ガイドワイヤの柔軟性を損なうことなく、狭窄病変長の計測を容易に高精度で行うことができる医療用ガイドワイヤを提供する。
【解決手段】芯線10の先端縮径部11に長さ方向一定間隔で放射線不透過マーカ部15を設けるとともに、芯線の先端縮径部の外周部を包被する外装部50(60)に長さ方向一定間隔で放射線不透過マーカ部55(65)を設け、先端縮径部のマーカ部15と外装部のマーカ部55(65)とを長さ方向に交互に等間隔で配置して目盛り部を形成する。 (もっと読む)


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