説明

ネットシェイプ・インターナショナル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーにより出願された特許

1 - 5 / 5


【課題】バンパービームとエネルギー吸収体を備えたバンパシステムにおいて制御されたたわみと圧壊を生じる構造の提供。
【解決手段】車両用バンパシステムは、前面に上側中間壁23及び下側中間壁24によってチャネル25が画定されているB字形管状バンパビーム21を備えている。高分子エネルギー吸収体22は、バンパビーム21の前面に当接する多重箱形部分を有し、チャネル25にはまる後方延出ノーズ部分28をさらに備えている。ノーズ部分28は、上側中間壁23及び下側中間壁24に沿って配置されて箱形部分に接続された圧壊制御キック壁30、31を有する。物体がバンパシステムに衝突した時、キック壁30、31が上側23及び下側24中間壁内へ押し付けられ、その結果、エネルギー吸収体22及びバンパビーム21のチューブに一貫し制御された圧壊が生じる。 (もっと読む)


管状バンパビームは、車両フレームに取り付けるためのマウントと、各マウントの前方の圧潰コーンとを有する。各圧潰コーンは、ビームの前壁に係合するフランジを備え、また、前壁を通ってビームの後壁に係合しているチューブ部分を備える。熱成形されたエネルギー吸収体が、表面内の水平チャネルに係合するリッジと、圧潰コーンのフランジを受け取るリセスとを有する。エネルギー吸収体は、圧潰箱体を有するように熱成形される。少なくとも2つの圧潰箱体が、それらのベース壁付近で互いに接合されたルート部分を有する隣接側壁を備え、それにより、強度を増すようにしている。これは、ブレード形突起部のうちの1つの前縁を削って切り込むことによって達成され、それにより、削られた前縁は、ルート領域を露出したままにし、それにより、プラスチック材料が高温である間に、ルート領域は互いに接合する。
(もっと読む)


バンパシステムは、ビームであって、当該ビームを車両に取り付けるように適合したマウントを有するビームと、当該ビームが変形する前に衝突エネルギーを分散させるために、当該ビームの表面上に配置された熱成形エネルギー吸収体とを備える。バンパシステムはさらに、ファシア支持体であって、エネルギー吸収体の前面に係合する後側凹状面を有する第1のセクションと、ファシアをファシア支持体の支持位置に固定するように適合したファシア取り付け構造部を有する第2のセクションとを有する、ファシア支持体を備える。異なるファシア支持体を組み付けることによって、異なるファシアを同じビームとエネルギー吸収体との組み合わせにおいても支持することができるため、ツーリングコストと、在庫しておくべき種々の部品の点数が削減される。
(もっと読む)


バンパシステムは、マイターカット端部分を有する高強度金属B形ビームと、前部中央エネルギー吸収体と、ビームの前部外端と入れ子式に係合する一対のエネルギー吸収エンドピースとを含む。この構造により、エネルギー吸収体を有するバンパシステムは、優れたコーナ耐衝撃性を提供することができる衝突システムを形成する。エネルギー吸収エンドピースは、ビームにつながる、低費用で軽量の延長部として働き、貫入を減らすとともに車両のフレームレールに伝わるエネルギーを減らすためにエネルギーを吸収する。
(もっと読む)


バンパーシステムは、管状ビーム(21)と、真空又は熱成形処理等によってベースフランジ内にクラッシュボックス(23)を形成した熱成形エネルギー吸収体とを備える。クラッシュボックスは、奥行きが約10mm〜35mm、壁厚が約1mm〜3mmの平面的なエネルギー吸収側壁を有し、ポリエチレン又は記憶力を有する他の熱成形材料から形成される。ベースフランジは、ビーム内のリセスに係合する熱成形構造部分を含むことができ、且つ構造的融通性を与えるために、射出成形又は発泡エネルギー吸収体と組み合わせ可能である。一形式では、エネルギー吸収体は、クラッシュボックスを形成する熱成形第1シートと、第1シートに接着され、それによって穴付き空気ポケットを画定する第2シートとを有する。関連の製造及び嵌め込み方法も開示されている。

(もっと読む)


1 - 5 / 5