説明

つくばテクノロジーシード株式会社により出願された特許

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【課題】血管疾患の手術後の血行再建について正確で分かりやすい検査を行うようにすることである。
【解決手段】血管の特性には、血管の細さを表わす抵抗Rと血管の柔らかさを表わすコンプライアンスCとがある。そこで、動脈抵抗Ra、動脈コンプライアンスCa、動脈血圧Pa、末梢血管抵抗Rp、静脈抵抗Rv、静脈コンプライアンスCv、静脈血圧Pv、心臓血圧Phを用いて、体循環系に等価な電気回路のモデルを立て、このモデルに基づく血圧(電圧に相当する)と血流速(電流に相当する)についての関係式を立てることができる。血管疾患検査装置は、血圧と血流速のデータから、血圧と血流速との関係を規定する等価定数を求める等価定数演算手段と、その等価定数を用いて、血管に負荷をかけた仮想血圧状態における血流速値を算出し、動的血管状態を求める動的血管状態演算手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】ポンプ部、バルブ部の構造及び機能をできるかぎり単純化させ、電気化学的原理を用いて微量な流体を制御して送液する高度に集積化した送液装置を実現する。
【解決手段】参照極・対極用基板1、電解液蓄積板2、作用極用基板、隔膜4、及び流路用基板5が順次重ねられ、参照極・対極用基板1は、その表面に参照極10と作用極13が形成されており、電解液蓄積板2は、開口部8を有し、この開口部8内に電解液9が蓄積されており、作用極用基板5は、貫通孔12を有し、その内面に作用極13が形成されており、隔膜4は、貫通孔12に面する部分がダイアフラム状に膨張可能であり、流路用基板5には、微小流路6と貫通孔12に対応し、隔膜4が膨張して入り込める断面凹形のバルブ孔14及びポンプ孔が形成されている (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で、ほとんど電力を消費せず、流体の注入、排出を含めた一連の送液制御を効率的に行うことができる、微小送液システムの高度集積化を実現する。
【解決手段】 送液装置11は、疎水性領域6が一部に形成された親水性の流路面3を有する第1の基板である基板2と、流路面3と対向する位置は親水性にされ、疎水性領域6に対向する位置に作用電極4が形成された第2の基板であるガラス基板1と、参照電極7と、を具備し、流路面3と作用電極4との間は距離を有して配置されることにより、流路面3と、ガラス基板1との間に、流路空間15が形成される送液装置11であって、流体14を、基板2とガラス基板1との間に配置し、かつ、参照電極7と作用電極4とに接触させた状態で、参照電極7と作用電極4との間に電位差を生じさせて、流路空間15の流体14の移動を制御する。 (もっと読む)


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