説明

キタジマ食品株式会社により出願された特許

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【課題】若竹や筍皮に含まれる成長促進物質を植物の成長に大きく寄与させると共に、そのままでは肥料として使用できない親竹は堆肥の原料として利用することにより、堆肥化工程の簡素化、肥料としての機能向上を図る。
【解決手段】堆肥原料(親竹を粉砕した竹チップを含む場合もある)に有用微生物を添加し、発酵させるか、あるいは堆肥原料を自然発酵させて堆肥を製造し、筍と若竹のいずれか一方または両方を粉砕した若竹材料を乾燥したものと前記堆肥とを混合して、竹の有効成分を含む発酵肥料とする。発酵により分解されやすい成長促進物質を含む若竹や筍皮は、発酵させずに肥料として用いることにより、植物の成長を大幅に向上させる。 (もっと読む)


【課題】竹林を保有する地域において、従来は化石燃料や電力でまかなっていたビニールハウスや温室等の農業設備で消費するエネルギーを、地域の産物である竹材に転換することにより、その地域における竹林の管理と大気汚染の軽減、エネルギーコストの低減を、自給自足的に実現する。
【解決手段】竹材を粉砕して竹チップ1にする竹チップ製造手段と、竹チップ製造手段により製造された竹チップ1を燃焼させる熱ガス発生燃焼炉2と、熱ガス発生燃焼炉2により発生した熱風を熱源として用いるビニールハウス4等の農業設備とを含む竹バイオマスを使用した農園システム。竹チップ1は、熱ガス発生燃焼炉2に連続的に供給され、ブロワー3により供給される空気を加熱してビニールハウス4に温風が供給される。このビニールハウス4の培地には、筍皮、若竹、親竹を堆肥化した肥料を使用することにより、竹林からの産物を利用することができる。 (もっと読む)


【課題】竹の発酵および分解を速め、短期間で竹を堆肥化することができ、竹の廃棄物処理とその有効活用をはかる。
【解決手段】竹由来の堆肥原料100質量部に対し、ステビア植物体粉末1.5超〜5質量部を添加して発酵させる発酵工程を含むことを特徴とする。また、発酵工程は、堆肥原料を、7〜25日間、発酵熱として60℃以上(A、C、E、G)の状態で発酵させて半発酵状態とする第一発酵工程と、この第一発酵工程で半発酵状態とした堆肥原料に対し、半発酵物100質量部に対し、ステビア植物体粉末1.5超〜5質量部を添加して発酵させる第二発酵工程とを含むことを特徴とする。竹は、若竹と筍皮の少なくとも一つを含んでいれば、発酵を行いやすくすることができるとともに、竹の廃棄物処理とその有効活用をはかることができる。 (もっと読む)


【課題】竹の発酵および分解を速め、短期間で竹を堆肥化することができる発酵堆肥の製造技術を提供し、竹の廃棄物処理とその有効活用をはかることにある。
【解決手段】若竹、筍皮の少なくとも一つを含む竹の粉砕物に廃菌床を混合して発酵させ、廃菌床の原料は、農産物由来の、とうもろこし、米糠、小麦ふすま、大豆皮、綿実を主体とする非木質材料であることを特徴とする。このような製造方法により、リグニンを含まない廃菌床を得ることができるため、廃菌床自体が発酵・分解の律速にならず、竹の粉剤物の発酵を促進させることができる。これにより、竹を短期間で処理し堆肥化することができる。 (もっと読む)


【課題】竹の有用成分を効率的に抽出することができ、植物生長調整剤および忌避剤として使用することができる竹液の製造技術を提供することにある。
【解決手段】竹を粉砕した粉砕物に微生物と発酵促進用助剤とを添加し、7〜25日間、発酵熱として60℃以上の状態(A、C、E、G)で発酵させて半発酵物を得る半発酵工程と、水に、前記半発酵物、微生物、発酵促進用助剤を混合し、所定期間静置して有用成分を抽出する抽出工程と、を有することを特徴とする。発酵を2度行うため、水中での発酵を行いやすくなるとともに有用成分が抽出されやすくなって抽出効率が高まり、短期間で竹液を製造することが可能となる。また、竹は、若竹と筍皮の少なくとも一つを含んでいれば、発酵を行いやすくなるとともに、植物ホルモンやアミノ酸等を含んだ植物生長調整剤として、また、害虫等に対する忌避成分を含んだ忌避剤として利用できる。 (もっと読む)


【課題】竹を有効利用しながらも、小鳥等の鳥類が好んで食べることのできる飼料を提供することにある。
【解決手段】竹の粉砕物を乳酸発酵させてなる飼料において、竹は、若竹を主体とすることを特徴とする。竹のなかから若竹を選択して主体的に使用すれば、小鳥等の鳥類が好んで食することができる。また、若竹を積極的に利用することは、親竹に生長する前に山林で切り取って処理できることから、山林保護にも有益である。さらに、飼料の原料として筍皮を添加しても良く、筍の水煮加工工場で発生する大量の筍皮を処理することができ、環境保全の観点からも有効である。 (もっと読む)


【課題】竹を主体とする堆肥を用いて、食用あるいは薬用キノコ類の菌の成長を著しく促進させることが可能なキノコ栽培用菌床を提供すること、及び筍皮の廃棄物処理とその有効活用をはかることにある。
【解決手段】筍皮と竹のいずれか一方または両方を主とした堆肥原料に、放線菌、光合成菌、糸状菌、乳酸菌、酵母、麹菌から選択される少なくとも1種を含む有用微生物を混合する混合し、さらに必要に応じて発酵促進用助剤、水分調整剤、微生物の栄養剤から選択される少なくとも1つを添加して混合攪拌して発酵させ、発酵物に木質チップを混合することにより、筍皮や若竹に含まれる成長促進物質が含まれたキノコ栽培用菌床となり、キノコの成長促進に効果的である。 (もっと読む)


【課題】筍の水煮加工工場の廃棄物である筍皮および未採掘の筍が生長した若竹のいずれか一方または両方を主原料にして、さらには親竹を加えて、短期間、低コストで堆肥化し、筍皮および若竹、親竹の廃棄物処理とその有効活用をはかる。
【解決手段】筍皮と若竹のいずれか一方または両方、あるいはこれらに親竹を加えたものを主とした堆肥原料に、放線菌、光合成菌、糸状菌、乳酸菌、酵母、麹菌のいずれか1種以上を含む有用微生物を添加し、さらに必要に応じて発酵促進用助剤、水分調整剤、微生物の栄養剤の少なくとも1つを添加して混合攪拌することにより発酵肥料を製造する。筍皮や若竹を主原料として堆肥化することにより、筍皮や若竹に含まれる成長促進物質が含まれた発酵肥料となり、植物の成長促進に極めて効果的な肥料となる。 (もっと読む)


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