説明

アビ バイオファーマ, インコーポレイテッドにより出願された特許

1 - 2 / 2


治療的なオリゴマー−ペプチド結合体およびこの結合体を使用する方法が開示される。この結合体は、(a)実質的に荷電していないオリゴヌクレオチドアナログ化合物であって、化合物が結合することが意図される標的核酸領域において、4以上連続したシトシン塩基と相補的である塩基の列を含む塩基配列を有する、化合物、および(b)標的細胞への該化合物の取り込みを高めるのに効果的な、この化合物に結合されたアルギニンリッチペプチドを含む。この化合物中の塩基の列は、この塩基の列における連続したグアニン塩基の数を3個以下に制限するように列中に配置された少なくとも1個のイノシン塩基を含む。この結合体は、アルギニンリッチペプチドによって、化合物単独よりも大きな細胞取り込みを有し、そしてイノシンによるグアニン置換がない結合体よりも活性が実質的により大きいアンチセンス活性を有する。 (もっと読む)


動物細胞内でのフラビウィルスの複製の阻害の方法、および、その方法における使用のためのオリゴヌクレオチド化合物が開示される。そのオリゴヌクレオチドアナログは、(i)ヌクレアーゼ抵抗性の骨格を有し、(ii)細胞に取り込まれ得、(iii)8〜40個の間のヌクレオチド塩基を含み、そして、(iv)配列番号1−4の少なくとも一部分を含む上記ウィルスの正鎖RNAゲノムの領域に相補的な、少なくとも8塩基の配列を有する。フラビウィルスに感染した細胞を、上記のアナログに曝すことは、その細胞内での、ウィルスのssRNAおよび上記のオリゴヌクレオチドから構成されるヘテロ二重鎖の形成に有効であり、そのヘテロ二重鎖は少なくとも45℃で解離するTmによって特徴付けられ、そしてウィルスの5’末端環化配列および3’末端環化配列の間に崩壊した塩基対合を有する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2