説明

新日本テクノカーボン株式会社により出願された特許

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【課題】小型化され、また、加熱源の交換に伴う作業負荷や費用を低減することができる黒鉛材料耐酸化処理炉および黒鉛材料の耐酸化処理方法を提供する。
【解決手段】黒鉛材料耐酸化処理炉10は、処理容器12と、不活性ガス導入排出部14と、材料配置部16と、断熱箱18と、マイクロ波照射装置20とを備える。マイクロ波照射装置20は、マイクロ波発信器38と、処理容器12内の黒鉛製目皿30の真上に開口が位置するように設けられる導波管40を備える。熱処理は、予め薬品処理等を行った被処理用黒鉛材料Wを処理容器12の断熱箱18に入れて、不活性ガスを流通した状態で、マイクロ波発信器38からマイクロ波を発生させ、導波管40を介して処理容器12内にマイクロ波を照射する。断熱箱18に形成されたスリット36を通過して照射されるマイクロ波により、被処理用黒鉛材料Wは、800℃の温度まで加熱され、熱処理される。 (もっと読む)


【課題】焼成時のエネルギ損失が小さく、また、焼成時の含浸剤の炭化歩留まりの高い炭素材料焼成炉および炭素材料の焼成方法を提供する。
【解決手段】一次焼成した炭素材料Wにピッチを含浸し、炭素材料焼成炉10の処理容器12内に装入し、断熱箱32の内部に配置する。処理容器12の内部を酸素濃度が例えば1容量%の窒素ガスの流通状態とし、マイクロ波発信器26からマイクロ波を発生させ、導波管28を介して処理容器12内にマイクロ波を照射する。マイクロ波は、断熱箱32に形成されたスリット36を通過して炭素材料Wに照射される。炭素材料Wは、700℃の温度まで加熱され、焼成される。 (もっと読む)


【課題】焼成時のエネルギ損失が小さい炭素材料焼成炉および炭素材料の焼成方法を提供する。
【解決手段】フィラーとバインダーを捏合して成型した炭素材料素材成型体Wを炭素材料焼成炉10の処理容器12内に装入し、断熱箱32の内部に配置する。処理容器12の内部を酸素濃度が例えば1容量%の窒素ガスの流通状態とし、マイクロ波発信器26からマイクロ波を発生させ、導波管28を介して処理容器12内にマイクロ波を照射する。マイクロ波は、断熱箱32に形成されたスリット36を通過して炭素材料素材成型体Wに照射される。炭素材料素材成型体Wは、850℃の温度まで加熱され、焼成される。 (もっと読む)


【課題】小型化され、また、加熱源の交換に伴う作業負荷や費用を低減することができる黒鉛材料高純度化処理炉および黒鉛材料の高純度化処理方法を提供する。
【解決手段】黒鉛材料高純度化処理炉10は、処理容器12と、反応ガス導入排出部14と、材料配置部16と、材料配置部16を収容する断熱箱36と、マイクロ波照射装置18とを備える。マイクロ波照射装置18は、マイクロ波発信器30と、処理容器12内の断熱箱36の真上に開口が位置するように設けられる導波管32を備える。塩素ガスを処理容器12の内部を流通した状態で、常圧下、導波管32を介して処理容器12内にマイクロ波を照射する。マイクロ波は、断熱箱36に形成されたスリット37を通過して被処理用黒鉛材料Wに照射される。被処理用黒鉛材料Wは2000℃まで加熱され、被処理用黒鉛材料W中に含まれる不純物が揮散される。 (もっと読む)


【課題】乾燥のためのエネルギが少なくて済み、また、処理能率の高い炭素材原料の乾燥方法および炭素材原料乾燥炉を提供する。
【解決手段】炭素材原料乾燥炉10は、処理容器12と、反応ガス導入排出部14と、材料配置部16と、マイクロ波照射装置18とを備える。マイクロ波照射装置18は、マイクロ波発信器30と、処理容器12内の材料配置部16の真上に開口が位置するように設けられる導波管32を備える。処理容器12は、マイクロ波吸収性および断熱性を有する材料で形成される。材料配置部16は、水分を含む炭素材原料を配置する、マイクロ波透過性を有する材料で形成した目皿24および目皿24を炉床から離れた位置に支持する目皿支え足26で構成される。 (もっと読む)


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