説明

家島建設株式会社により出願された特許

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【課題】絞り込み機構を備える杭施工機において、絞り込み機構非作動時に掘削ロッドの貫入速度が速まったり、掘削ロッド引き抜時の速度が低下したりしても、絞り込み用索体が弛んで滑車から外れたり、周囲の部材に絡まったりせず、常に正常な作動を確保出来る方法の提供。
【解決手段】リーダに取り付けられたオーガマシン3とリーダー基部1aとの間に、滑車を介してワイヤー4Bが巻き掛けられ、これを絞り込む機構Sを具備する杭施工機Mにおいて、ウエイト7がワイヤー4Bの途中部分に昇降自在に吊持され、ウエイト7の高さを第一基準位置L1で検知するリミットスイッチ9Aと、ウインチドラム6Bの回転速度を制御する制御装置19とを備える。ウインチドラム6Bは、掘削ロッドの貫入時には、ウエイト7が基準位置L1まで下がった際に巻取り速度を速め、引き抜き時にはウエイト7が基準位置L1まで下がった際に巻出し速度を遅らす。 (もっと読む)


【課題】砂杭造成の前後で、地盤の土粒子の入れ替えが生じることを防ぐ。
【解決手段】ケーシング30の軸C30と交差する方向に延びる地盤掘削翼32が、ケーシング30が回転しながら下降することによりケーシング30下側の土砂を掘削し、ケーシング30下側の地盤に発生する圧力球根内の土くさびを崩壊させる。そして、ケーシング30下側を土砂のさらに下層へと押し込んでしまうことを防ぎ、ケーシング30下側先端部の半径方向外側への移動を促すことで、地盤の土粒子の入れ替えを防止する。又、掘削爪44の刃面44aに沿ってケーシング30下側先端部の半径方向外側へと積極的に移動させる。地盤掘削翼32又は掘削爪44によって掘削されたケーシング30下側の土砂の、ケーシング30下側先端部の半径方向外側への移動を、ケーシング30の、下側先端部外周面からケーシングの半径方向外側へと突出する掘削ブロック46により更に促す。 (もっと読む)


【課題】リーダに反力をとらせるための脱着機構を不要にすると共に、グラベル排出前の外管の打ち戻し工程を不要とする地盤改良工法を提供する。
【解決手段】外管2と内管3とからなる二重管1を施工機械のリーダに沿って昇降可能な昇降ユニット6に支持させ、外管3を昇降ユニット6内の回転機構7により回転させながら二重管1を地盤G中に所定深さまで貫入し(A)、次に、外管2を逆転させながら二重管1を所定距離だけ引抜いて内管3内のグラベルMを地盤G中に排出してグラベル柱P1を形成する(B)。その後は、外管2を逆転させながら、ウインチの操作で回転ユニット6を介して二重管1を押下げて拡径柱P2を造成し(C)、以降、前記二重管1の引抜きおよび押下げを繰返して、地盤中に拡径柱P2が連続した拡径杭Pを造成する(E)。 (もっと読む)


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