説明

株式会社スペシャルパーツ武川により出願された特許

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【課題】オイルクーラーへのオイルラインの取出し口と戻し口の取付けを容易にできるようにする。
【解決手段】クランクケースカバー6のオイルフィルタ23用の収納部16にオイルラインの往き油路7と戻り油路8とが通じている。収納部16内の空間はカバー部材21によって閉じられ、前記収納部16内の空間を内側空間fと外側空間aとに隔てる筒状の隔壁部22aを有する保持部材22を設けている。往き油路7を外側空間aに、戻り油路8を内側空間fに連通させ、その内側空間fにオイルフィルタ23が収納可能である。カバー部材21に、オイル導出用の取出し口cとオイル戻入用の戻し口d、外側空間aと取出し口cとを結ぶ第一の油路b、及び内側空間fと戻し口dとを結ぶ第二の油路eを形成する。第一の油路bと第二の油路eとを連通部32で連通させ、その連通部32に、一定温度以上の油温を感知して前記連通部32を開閉するサーモスタット30を設けた。 (もっと読む)


【課題】シリンダ及びピストンに対する潤滑並びに冷却効率を高める。
【解決手段】 内部にシリンダ室1を備えたシリンダブロック2をクランクケース4の上部に取り付け、そのシリンダブロック2の上部にシリンダヘッド9が取り付けられており、前記クランクケース4内に設けたオイルポンプpから供給されるオイルが、前記クランクケース4に設けたケース内油路14と前記シリンダブロック2に設けたブロック内油路12とを通って前記シリンダヘッド9へ供給されており、前記シリンダブロック2に、前記ブロック内油路12と前記シリンダ室1の内壁とを結ぶ貫通孔21を設けて、その貫通孔21を通じて前記ブロック内油路12内のオイルが前記シリンダ室1の内壁から噴出するようになっており、前記貫通孔21は、前記シリンダ室1内に進退可能に設けたピストン8の下死点Dにおけるピストンリング11よりも下方の空間に開口するシリンダ及びピストンの潤滑並びに冷却構造とした。 (もっと読む)


【課題】シフトチェンジスイッチの操作中に安定してグリップを握ることができるようにする。
【解決手段】操舵用のハンドルバー2と、駆動輪と原動機との間に変速装置とを備え、前記変速装置の減速比を切り換えるためのシフトチェンジスイッチ8,11を前記ハンドルバー2に設けた二輪車である。シフトチェンジスイッチ8,11をハンドルバー2の前面側に設けるとともに、そのシフトチェンジスイッチ8,11を、ハンドルバー2の左右に設けたグリップ3,5を握った状態でその握った手の人差し指で操作できる位置に配置した。このようにすると、親指をグリップ3,5の下方に宛がい、親指を除く4本の指をグリップ3,5の上方に宛がった状態で、その親指を動かすことなくシフトチェンジスイッチ8,11の操作を行うことができる。そのため、シフトチェンジスイッチ8,11の操作中においても、親指がグリップ3,5から離れず、安定してグリップ3,5を握ることができる。 (もっと読む)


【課題】油圧式クラッチ装置のシリンダ装置をクランクケースカバー内に収める。
【解決手段】クランクケースカバー2にレリーズピニオン40及びラック軸45を支持して、クラッチワイヤーとレリーズピニオン40を介してラック軸45を進退させクラッチを係脱するワイヤー式クラッチ装置Wの前記クランクケースカバー2からラック軸45を取り外して、そのラック軸45を支持していた支持孔11の開口部11a周囲にシリンダブロック14を取付けてピストン15を配置する。ピストン15を支持孔11側に向かって付勢し、そのシリンダ室15eを支持孔11に連通させる。レリーズピニオン40を取り外してフルード管13を取付け、そのフルード管13の油路13aを支持孔11に連通させ、油路13aからの油圧に基づくピストン15の進退によりクラッチを係脱できるようにした。このようにすれば、シリンダ装置をクランクケースカバー2内に収めることができる。 (もっと読む)


【課題】二輪車用エンジンを簡単にボアアップできるようにする。
【解決手段】クランクケース1からシリンダブロック2を取外してさらにコンロッド4からピストン10を取外し、その取外したシリンダブロック2のシリンダ孔12よりも大径のシリンダ孔12を有するシリンダブロック2を用意する。コンロッド4に、ボアアップ用の大径のピストン10を取付けて、その大径のピストン10を前記大径のシリンダ孔12内に摺動させながら、シリンダブロック2を前記クランクケース1に接続する。新たに取付けるシリンダブロック2は、その下端がクランクケース1の上端よりも上方に位置してクランクケース1内に入り込まないようになっており、且つ、大径のピストン10は、下死点Dにある状態においてクランクケース1内に入り込まないように低く形成されているので、クランクケース1及びその内部の部品を分解する必要がない。このため、簡単な作業でボアアップが可能である。 (もっと読む)


【課題】強化クラッチを簡単に取付けできるようにする。
【解決手段】外周に軸方向の嵌合溝20aと周方向の係止溝20cが形成されたメインシャフトSのシャフト本体20に、スリーブ1を介して筒状のアダプタ10を取り付ける。スリーブ1は、その一端部に軸方向の嵌合爪2と周方向の係止爪3を有する。アダプタ10は、その一端部に軸方向の突条10bが形成され、その内周に前記スリーブ1に設けた係止部4が係合する被係止部14を有する。スリーブ1がアダプタ10内に圧入されて、嵌合爪2の先端が突条10bの他端部側縁10dに当接し、突条10b及び嵌合爪2が嵌合溝20a内に嵌り、係止爪3が係止溝20cに収納されてアダプタ10とシャフト本体20との軸方向移動を阻止する。また、係止部4が被係止部14に係合し軸周り回転が阻止され、シャフト本体20とアダプタ10とが固定される。このため、メインシャフトSを延長することができ、強化クラッチを簡単に取付けできる。 (もっと読む)


【課題】フライホイールの慣性力によりクランクシャフトに作用する軸周り捩れの力を抑える。
【解決手段】フライホイール7と一体に回転するクランクシャフト21をクランクケース10に回転自在に支持するクランクシャフト21の支持構造において、クランクケース10の側方にクランクケースカバー11を設けて上記フライホイール7をその内側に収納し、上記クランクシャフト21の端部23aを前記フライホイール7の外側に突出させ、前記クランクケースカバー11に端軸受部20を設けて、その端軸受部20で前記クランクシャフト21の端部23aを回転自在に支持する。このようにすれば、クランクシャフト21は、クランクシャフト21の回転に合わせてフライホイール7が追随して回転しやすくなる。このため、クランクシャフト21の回転に加減速が生じた際に、フライホイール7の慣性力によってクランクシャフト21に作用する軸周り捩れの力を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】オイルクーラーのサーモスタットを、取付、交換容易とする。
【解決手段】 二輪車搭載用エンジンEのクランクケースカバー6に潤滑用オイルラインのオイル導出用の取出し口1とオイル戻入用の戻し口2とを形成し、その取出し口1に通じる油路21と前記戻し口2に通じる油路22との間を連通部20で連通させ、その連通部20に、油温を感知して前記連通部20を開閉するサーモスタット30を、エンジンE外側から着脱可能に設けたものである。予め装着されているクランクケースカバーを、前記取出し口1と戻し口2、前記連通部20等を装備したクランクケースカバー6に交換することにより、その取出し口1及び戻し口2を介してオイルがオイルクーラー10に循環供給可能となる。また、サーモスタット30はエンジンEと一体にしっかりと固定されるとともに、その取付け、交換も容易である。さらに、接続ホース11,12の外観がすっきりとしたものとなる。 (もっと読む)


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