説明

国策建設株式会社により出願された特許

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【課題】冷熱エネルギーを効率的に供給することができる雪冷熱供給システムを提供することである。
【解決手段】ほぼ中央に集水口が設けられた底壁を有する雪山ピット(12)と、雪山ピットの上方に配置され、冷熱エネルギーの供給源となる雪山(16)と、雪山ピットの下方に配置され、集水口と連通した集水槽(20)と、雪山ピットに隣接して配置された原水槽(22)と、雪山ピットの周囲に配置された多数の給水用配管ヘッダ(14)とを備え、給水用配管ヘッダから雪山に給水して水と雪を熱交換させることによって得られる冷水を、集水槽及び原水槽を介して熱交換器に圧送し、熱交換器において熱交換し、熱交換された水を給水用配管ヘッダに供給する工程を繰り返すことにより、冷熱エネルギーを取得することを特徴とする雪冷熱供給システム(10)が提供される。 (もっと読む)


【課題】 導入費用および維持費用を抑え、外気温と陽光に起因する氷雪の融解を抑制し、融解速度をコントロールする。
【解決手段】 冷熱の貯蔵・供給方法として、積み上げた氷雪の側面および上面を、樹脂等のバルーンによって被覆し、バルーン内の空気を給排気することにより、氷雪の融解速度を制御しつつ、氷雪の冷熱を冷房熱源として利用する(請求項1)。バルーンは、その構成生地が断熱効果をもつだけでなく、内部空気そのものが断熱材として機能する。バルーンの内部空気を入れ換えることにより、外気温の上昇や陽光の作用によるバルーン内部の空気温度を調整でき、氷雪の融解速度を自在にコントロール出来る。 (もっと読む)


【課題】堆積された雪氷を崩壊することなく所望の冷水を定常的に且つ効率よく製造することができる雪氷熱交換器システムを提供する。
【解決手段】複数の導水路6がほぼ全面にわたって分布配置されている貯雪場1の底部の上に雪氷Sが堆積される。留水ピット3の一端のヘッダ7に供給された被冷却水はヘッダ7から複数の導水路6内に送られ、各導水路6の多数の注水孔からそれぞれ留水ピット3内に送り出され、雪氷Sの底部の表面と接触し、熱交換されて冷却される。冷水は、導水路6と導水路6の周辺に形成される通水路を通って貯雪場1の底部をヘッダ7から他端側に流れ、濾過槽9に入り、ここで濾過された後、ポンプ室10から必要に応じて外部へ送出され、冷房等に利用される。 (もっと読む)


【課題】大規模な設備を要することなく大型の雪氷ブロックを得ることができる雪氷ブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】下部が開放された載置台1の上に載置された鋼板製の型枠2内に水4あるいは雪及び水を投入し、吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを送り込む。型枠2内の水4あるいは雪及び水は、低温外気からの冷熱により型枠2に接した周辺部から氷結し始めるが、吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを導入するため、型枠2の底部からも氷結が促進され、効率よく重量1000kg程度の雪氷ブロックの製造を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】井戸水に頼ることなく、また多量の電力を消費することなく散水を行うことができる雪氷エネルギー利用システムを提供する。
【解決手段】除雪あるいは排雪された雪がトラック2等により搬送され、雪堆積場1に堆積される。雪堆積場1に堆積された雪から発生する融雪水は、融雪水槽3に集められ、連通管6を通って上槽4へと流下し、上槽4の融雪水の水位がオーバーフロー管7の開口部にまで達すると、融雪水はオーバーフロー管7を通って下槽5へ流れ込んで貯留される。送水ポンプ11の駆動により、下槽5から送水管8を介して散水器9及び10へと融雪水が送出され、被散水領域12及び13に散水が行われる。 (もっと読む)


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