説明

日本ヒーティング株式会社により出願された特許

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【課題】処理容器内に導入容易な還元剤を併用することにより、実用的で脱亜鉛効率に優れた金属屑からの脱亜鉛方法を提供する。
【解決手段】金属屑を収容した処理容器1の内部を減圧ポンプPで減圧排気した後、不活性ガス(例えば窒素ガス)を導入する。また、その処理容器1をガスバーナー4で加熱する。そして、加熱中且つ不活性ガス存在下の処理容器1内に流体導入路6を介してメタノールを導入する。メタノールの熱分解成分(一酸化炭素及び水素)によって処理容器1内を還元性雰囲気とすることで、金属屑に付着又は混入する酸化亜鉛を亜鉛に還元する。蒸発阻害因子としての酸化亜鉛の還元により、亜鉛の蒸発又は昇華が促進される。処理容器1内に生じた亜鉛蒸気を処理容器1から導出し、水冷式回収器12で捕捉回収することで、亜鉛をその他の金属から分離すること(即ち脱亜鉛)が達成される。 (もっと読む)


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