説明

株式会社 山本始商店により出願された特許

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【課題】
間歇ステッチ縫いミシンにあって、上糸に形成するカマ回転用弛みループを、ベッド下部位置にて単一のカム体による下型天秤の下方揺動のみでなす。
【解決手段】
ミシン本体の主軸の回転を受けるベッド下部5の駆動軸6に下型天秤9の揺動用カム体7を配設し、該カム体7を上糸aの初期繰出し用第一カム部8aとループ繰出し用第二カム部8bをエンドレスカム溝8に連続した形状とし、所定の天秤9の揺動で繰出す上糸を降下する縫い針にてベッド上部へ移行し所定縫い目を付けて戻る時、該天秤9が第二カム部8bを受け追加の下方揺動で上糸aを更に下方へ引っ張り、その引っ張りをカムの終りで止めその緩む上糸aを弛みループとする。 (もっと読む)


【課題】 糸巻きからの上糸を下型天秤の動きを利用し繰出し、且つ上地と裏地を同時送りすることで生地厚に左右されない間歇ステッチ掛けを可能とする。
【解決手段】 下型天秤を配す本縫いミシン機構で、この天秤30には糸調子用と糸巻き用の二つの糸通し孔36,38を設け糸巻き側上糸aに無理な引張りを与えず、針板下面のルーパー部8の糸孔7を、2本のルーパー用連動杆6,6′の前後動に起因し針落ち位置に対し8の字軌跡を描かせ下糸との絡みを間歇にし、縫い針と添え針を支持する針棒を二重軸構造とし各針の上下動に振れをなくすことで添え針自体を極細とし薄地のステッチ掛けも良好とし、且つ縫い針端が進入するベッド下面カム枠部内を、針フックを規制する半回転型ドライバー部と下糸ボビンを配す所定カマを組合わせ確実な上糸絡みを得るカマ装置部23とする。 (もっと読む)


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