説明

財団法人環境科学技術研究所により出願された特許

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【課題】本発明が解決しようとする課題は、海草群落への影響を最小限とするとともに、海草種子の採取期間を長くすることである。
【解決手段】海中で栄養繁殖している株を海水を入れた水槽に移植し、移植後は水温を株採取時の温度から移植した海草の自生地における花株形成可能な水温範囲に徐々に近づけていきながら必要期間育成することで海草を根付かせ、さらにその後、水槽内の水温範囲を、移植した海草の自生地における花株形成可能な水温範囲に保つことによって、種子採取のための花株形成を継続的に行わせ、海草種子を採取する。 (もっと読む)


【課題】海草が必要とする栄養を長期間にわたって過不足無く供給し、かつ水質の安定を図ることができる海草育成方法および海草育成に用いる閉鎖水系を提供することである。
【解決手段】水槽等の閉鎖水系において底質に海草を埋設し、これに育成対象海草を移植して生育させる。底質に埋設した海草が分解されて栄養分として育成対象海草に供給されるとともに、微生物の働きによって、海草が生息する自然環境と同様の、嫌気環境と好気環境とが底質中に作り出される。 (もっと読む)


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