説明

株式会社三栄テキスタイルにより出願された特許

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【課題】 従来、厚地で、多彩色の絵柄模様を表現する紋織物を作るには、経糸と緯糸に太い糸を使って厚くするのであるが、この方法では、細かい模様を多彩色で表現することができない。また普通の紋織物に、別の厚生地やシートを当てて縫い合わせたり、接着剤で接着したりするが、何れの方法を取っても、縦横斜めの伸び縮み・よれ・折れ・捩れ・しわなどの欠点があり、織物自体のしなやかさ・弾性・原状回復性・強度・張りについても満足することができない。
【解決手段】 多彩色の絵柄模様を忠実に緻密に表現するためには、経糸も緯糸も高密度の糸数を使用し、経緯糸の色数を多くし、多層織りの織組織を組み合わせて対処する。これを表生地として、別途、太目のモノフィラメント糸等の経糸と緯糸で組織する網目織りの裏生地を、織りながら直下接結することによって、課題の欠点と不満を総て解決し、高密度多彩色多層紋織りの厚地織物ができる。 (もっと読む)


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