説明

財団法人マエタテクノロジーリサーチファンドにより出願された特許

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【課題】珪砂鉱床から採掘された粘土およびレディーミクストコンクリート工場等から排出されるコンクリートスラッジ等の産業廃棄物を再生資源化処理して組み合わせることにより、水稲や麦等のイネ科植物に好適な肥料を製造する新技術を提供する。
【解決手段】採掘珪砂原鉱から珪砂塊や微砂を分離し、含水率35ないし40%まで脱水処理した粘土を乾燥、分級し粉末化して得られる精製粘土Fc(80重量%)をバインダーとし、コンクリート廃液から珪砂塊や微砂を分離、回収再資源化して上澄水、濾液を除去した脱水ケーキを乾燥、粉砕して得られる微粉末PDS(20重量%)に混合した上、造粒、乾燥して粒状化するようにした珪酸塩肥料の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート排液を処理して土壌改良剤として有効に利用するとともに、有害な六価クロムの排出を抑制する。
【解決手段】 コンクリート製造に伴って排出される水酸化カルシウムおよび微量の六価クロムを含むコンクリート排液から土壌改良剤を生成する方法である。この方法は、コンクリート排液中の固形物を沈殿させることによって固形物と上澄み液とを分離する沈殿工程S1、S2、S3と、上澄み液をろ過する第1ろ過工程S6と、ろ過された液中の六価クロムを硫酸第一鉄によって三価クロムに還元する還元工程S7と、三価クロムを吸着させる吸着工程S8と、三価クロムを吸着させた残りの液をろ過する第2ろ過工程S9と、第2ろ過工程を経た液を土壌改良剤として回収する回収工程S10と、を有する。 (もっと読む)


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