説明

エス・テク・リソース株式会社により出願された特許

1 - 9 / 9


【課題】実際の地震動の再現性に優れ、且つ手間をかけずに容易に設置することができ、好適に運転可能な免震体験装置を提供する。
【解決手段】免震装置3による免震効果を体験者に体験させる免震体験装置Bにおいて、起振機構20が、第1起振機構部30と第2起振機構部31とを備えてなり、第1起振機構部30は、回転軸32aを回転軸線O3回りに回転させる電動モータ32と、回転軸32aに一体に設けられた第1フランジ部材33と、一端を第1フランジ部材33の回転軸線O3中心の径方向外側に、他端を第1可動台2に繋げて設けられた第1ピン部材35とを備え、第2起振機構部31は、基台1に回転軸線O5回りに回転可能に支持された第2フランジ部材39と、一端を第2フランジ部材39の回転軸線O5中心の径方向外側に、他端を第1可動台2に繋げて設けられた第2ピン部材42とを備える。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数を自由にかつ幅広く設定することのできる有効適切なすべり支承装置を提供する。
【解決手段】単一のすべり板3上に摩擦係数が異なる複数のすべり材4A,4Bを配置し、各すべり材を一括してホルダー5により保持して構造物の鉛直荷重を各すべり材に分散させて作用せしめて、すべり板に対する各すべり材の摩擦係数の値と摺動面積との設定によって、当該すべり支承装置1全体の摩擦係数を任意に設定可能とする。ホルダーと各すべり材との間に、該ホルダーから各すべり材に作用する面圧を均等化するための緩衝材を介装する。 (もっと読む)


【課題】上部構造体に一端が固定された紐状体を巻き取るための巻き取り手段を備える、免震建物の 位置復元装置において、紐状体の乱巻きを防止する。
【解決手段】免震建物の位置復元装置1は、強風時における上部構造体2の水平移動を拘束するとともに、地震または強風終了後に生じた 上部構造体2の残留変位を解消する装置であり、下部構造体3上に固定された箱形のベース7と、ベース7上に直立状態に固定された円筒状の外管4と、外管4に挿入され、ベース7に軸支されて中心軸回りに回動可能とされた円筒状の内管5と、一端6aが内管5に巻回可能に 固定された四本のワイヤーロープ6とから概略構成されている。外管4には、ワイヤーロープ6が通過できる程度の幅を有する四つのスリット4a…が周方向に形成されており、各ワイヤーロープ6はスリット4aを挿通し、上部構造体2の異なる位置 にそれぞれ固定されている。 (もっと読む)


【課題】 単純な機構を有する低コストの免震建物用の摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】 本摩擦ダンパーは、溝形鋼からなる摺動部材2と、摺動部材2より断面寸法の小さな他の溝形鋼からなり、当該ウェブ部に摩擦材5が設置された一対の挟持部材3、4とを主要構成部材とし、摺動部となる摺動部材2のウェブ部を両側から摩擦材5を介して一対の挟持部材3、4のウェブ部で挟み込み、締付けボルト6で締付けたものである。摺動部材2のウェブ部には、締付けボルト6が通る長孔が長手方向に形成されており、摺動部材2と一対の挟持部材3、4は、締付けボルト6に締付けられた状態で、それぞれ長手方向に相対移動することができる。挟持部材3、4のウェブ部の外側には、摩擦面を加圧するために、加圧板11、複数の皿ばね8…、板座金9、座金10が順に重ね合わされ、それらを貫通する締付けボルト6にナット7が螺合されている。 (もっと読む)


【課題】 設置時における作業手間や部材の加工手間を低減させるようにした。
【解決手段】 摩擦ダンパー装置1は、建物に固定された滑り材3と、滑り材3を所定位置で挟持させた摩擦材4とを備えている。さらに摩擦材4の外側から挟持させた上部鋼板5A及び下部鋼板5Bと、滑り材3の軸方向に対して両側で上下部鋼板5A、5B同士を締付けボルト6で貫通させて互いに締め付ける締付け手段7とを備えている。締付け手段7は、ナット11を螺合させた締付けボルト6と、締付けボルト6の頭部及びナット11の内側に備えた上下部座金14A、14Bと、両座金14A、14Bと上下部鋼板5A、5Bとの間に設けられ、摩擦材4に圧縮力を与える皿ばね13A、13Bと、上部座金14Aに所定の締め付け長さD3で当接される円筒部材12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】 転がり材又は滑り材の防錆性能を向上させて耐久性を増し、支承構造の免震性能を向上させた。
【解決手段】 住宅などの建物の免震構造をなす本支承構造1は、転動面4aを転動する転がり材51と、転がり材51を備えて建物を支持する転がり支承5と、転がり支承5と転動面4aとの間で転がり材51の周囲を密閉させるように覆い、上端6aを転がり支承5に取り付けて下端6bを転動面4aに当接させたリング部材6とを備えている。転がり支承5と転動面4aとリング部材6とに囲まれた閉塞領域Mにグリース材8が封入されている。 (もっと読む)


【課題】 施工精度を確保するとともに、容易に位置決め作業を行えるようにした。
【解決手段】 すべり支承1は、建物の免震構造に使用され、摺動面3aを有する平板からなるすべり板3と、摺動面3aを摺動可能に設けたすべり材4と、すべり材4を下部5bで嵌合させて支持するホルダー5とを備えている。すべり支承1の設置時に、すべり材4とすべり板3とを所定の相対位置とし、一端面10aをホルダー5に及び他端面10bをすべり板3に固定させた固定部材10を設けてすべり支承1を予め一体化させておき、一体したすべり支承1を所定位置に設置した後に第二ボルト9と第三ボルト11とを取り外して固定部材10を取り除くようにした。 (もっと読む)


【課題】 住宅などの建物の免震構造に使用されるカバー部材を備えた支承構造において、点検作業の効率化を図るようにした。
【解決手段】 支承構造1は、球状をなす転がり材5aを回転可能に内装して転動面4aを転動可能とする支承本体5を備え、転動面4aを覆い支承本体5の外周5bを挟み込むように第1分割部材61と第2分割部材62とに分割されたカバー鋼板6とを備えている。第1分割部材61と第2分割部材62とは、接合面にシール部材10を介入してカバー鋼板6の転動面4aの反対側からボルト9aとナット9bによって接合されている。 (もっと読む)


【課題】充分な減衰性能が得られると共に、小型・軽量化が図れる鉛ダンパーを提供する。
【解決手段】鉛塊からなるダンパー本体1と、ダンパー本体の両端部と構造物との間に介装されて構造物の振動をダンパー本体に伝達してダンパー本体を捻るように塑性変形させるアーム2とからなる。ダンパー本体の両端部には外側に張り出す環状のフランジ部3を一体に形成し、アームの基端外周部にはそれに対応するフランジ部7を形成し、それらフランジ部どうしをボルト締結することによってアームの基端部をダンパー本体に対して相対回転不能に連結し、アームの先端部は構造物に対して相対回転可能に連結する。座金を兼ねる補強板11とアームのフランジ部とによってダンパー本体のフランジ部をその両面側から全周にわたって挟持した状態でそれらの全体をボルト締結する。 (もっと読む)


1 - 9 / 9