説明

ステノ コーポレイションにより出願された特許

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サンプルのキラル特性の改良された検出を行なう装置及び方法は、第1の変調周波数wを有する光のプローブビームから始まり、第2の変調周波数Φにより更に変調される。複数の検出部を含んでいて平衡受信器を形成する非線形光検出器が、第1の変調と第2の変調を混合して相互変調された側波帯において周波数成分を分析し、相互変調された側波帯のレベルはサンプルのカイロオプティカル特性に関係する。相互変調された側波帯は、加法的側波帯又は減法的側波帯の何れでもよい。ロックイン検出器を用いて、非線形光検出器から信号出力を受信して、異なる変調周波数で変調信号を生成することができる。更に、非線形光検出器は、(Φ+2w)/(Φ+w)等の相互変調された側波帯レベルの比率を分析して、サンプルのキラル特性と線形関係にある信号を生成することができる。 (もっと読む)


本発明は、ダブルリファレンスのロックイン検出器を使用して、目的の複合信号について位相感度検出及び回復を行うための方法、回路、及びシステムを提供する。ダブルリファレンスのロックイン検出器は、2つ以上のリファレンス信号源を備えてもよく、この場合は、まず信号が結合され、コンポジット(例えば、相互変調された)リファレンス信号が生成される。その後、この信号が入力信号とミキシングされ、目的の周波数で所望の選択度が得られる。第2の実施形態では、外部リファレンス信号を使用し、内部リファレンスをこれに同期させてから、リファレンス信号を結合する。このような検出器は、キラル検出システムで使用し、被試験サンプルのキラル特性に関わる目的の所定の信号を回復させることができる。
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差分法が開発されており、光の透過の規定された点からの変位(たとえば、ヌルから±45°またはヌル、すなわち90°および平行、すなわち0°)を決定し、同相モード雑音除去および信号増強のための2つの信号の結合性を利用する。キラル混合物に適用される光のビームが変調され、次にプリズムからなる偏光子によって第1のビームおよび関連直交ビームに分割される。信号の差分比較が行われる前に、第1のビームおよび直交ビームは電気信号に変換され、キラル混合物内の所望のキラル種を検出する。
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