ケンブリッジ・バイオテクノロジー・リミテッドにより出願された特許
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疼痛、特に痛覚過敏治療のための、スポンゴシン(2−メトキシアデノシン)の使用。
【課題】神経因性、炎症性、および他の痛覚過敏の症候群において疼痛認知を制御するのに十分に強力であり、重大な副作用を有さず、または患者を中毒にしない鎮痛剤を提供する。
【解決手段】疼痛予防、治療、或いは改善のための医薬の製造におけるスポンゴシン(2−メトキシアデノシン)の使用。該化合物は、アデノシン受容体を活性化することが知られている濃度より低い用量で投与される場合であっても、神経因性および炎症性疼痛にかかっている哺乳類における疼痛認知の阻害に効果的である。それゆえ、その他のアデノシン受容体アゴニストの投与に関連する重大な副作用を引き起こすことなく神経因性および炎症性疼痛を治療することができる。
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疼痛治療のための化合物
鎮痛剤、特に抗痛覚過敏剤としての下記式:
[式中、RはC1−4アルコキシ、およびXはHまたはOHである]
の使用を記載する。
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アデノシン受容体アゴニストの治療上の使用
癌、炎症、自己免疫疾患、虚血再灌流損傷、てんかん、敗血症、敗血症ショック、神経変性(アルツハイマー病を含む)、筋肉疲労または筋肉痙攣の予防、治療または改善のための、式(I):
[式中、RはC1−4アルコキシおよびXはHまたはOHである]
の化合物の使用を記載する。化合物は非常に低い投与量でも有効であり、またそれゆえに重大な副作用が観察されない量で投与することが可能である。
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治療用化合物の同定
可能性のある治療剤の同定方法であって、比較的高いpHと比較的低いpHでアデノシン受容体に対する試験化合物の親和性および/または有効性を決定することを含む。低いpHでより高い親和性および/または有効性を有する化合物が、特に、疼痛または炎症の処置のための可能性のある治療剤として同定される。 (もっと読む)
疼痛、特に痛覚過敏治療のための、スポンゴシン(2−メトキシアデノシン)の使用。
特に痛覚過敏の治療のための鎮痛剤としてのスポンゴシン(2−メトキシアデノシン)の使用を記述する。 (もっと読む)
アデノシン受容体アゴニスト
一般式(A)
[式中:(I)XがOHのとき、R2はNH2であり、R5はCH2OHであり、R6はHであり、R1は、C5−C6アルコキシ、OCH2シクロプロピル、O−(2,2,3,3−テトラフルオロ−シクロブチル)、フェノキシ、置換フェノキシ、OCH2CH2OH、またはOCH2CHF2、(5−インダニル)オキシ、C1、C2、C5、またはC6アルキルアミノ、(R)または(S)−sec−ブチルアミノ、C5またはC6シクロアルキルアミノ、exo−ノルボルナンアミノ、(N−メチル,N−イソアミルアミノ)、フェニルアミノ、メトキシまたはフルオロ置換基のいずれかを有するフェニルアミノ、C2スルホン基、C7アルキル基、シアノ基、CONH2基、または3,5−ジメチルフェニルであるか;またはXがHのとき、R2はNH2であり、R5はCH2OHであり、R6はHであり、R1はn−ヘキシルオキシであるか;あるいは(II)XがOHのとき、R1はHであり、R5はCH2OHであり、R6はHであり、R2はNMe2、N−(2−イソペンテニル)、ピペラジニル、(N−Me,N−ベンジル)、(N−Me,N−CH2Ph(3−Br))、(N−Me,N−CH2Ph(3−CF3))、または(N−Me,N−(2−メトキシエチル))、またはOCH2シクロペンチルであるか;あるいは(III)XがOHのとき、R5はCONHR3であり、R6はHであり:R1はHであり、R3はイソプロピル基であり、そしてR2はNH2またはメチルアミノ基(NHMe)またはイソアミル基(CH2CH2CHMe2)のいずれかであるか;またはR1はHであり、R3はHであり、そしてR2はNH2であるか;またはR1はOMeであり、R3はPhであり、そしてR2はNH2であるか;またはR1はNHCH2CH2CH2CH2CH2Meであり、R3はCH2CH2CH2Meであり、そしてR2はNH2であるか;あるいは(IV)XがOHのとき、R1はHであり、R2はNH2であり、R5はCH2NHCOR4であり、R6はHであり、R4はn−プロピルまたはNHCH2CH3であるか;あるいは(V)XがOHのとき、R5はCH2OHであり、R6はHであり:R2がNMe2のとき、R1はNHシクロヘキシルであるか;またはR2がNHベンジルのとき、R1はOMeであるか;あるいは(VI)XがOHのとき、R2はNH2であり、R5はCH2OHであり、R6はMeであり、R1はNHシクロヘキシルまたはNHシクロペンチルである]の化合物の、特に疼痛または炎症を処置するための医薬としての使用が記載される。
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スポンゴシンの合成
1−O−アセチル−2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−β−D−リボフラノースの2−メトキシアデニンとの反応により、9−(2’,3’,5’−トリ−O−ベンゾイル−β−D−リボフラノシル)−2−メトキシアデニンが形成され、次に、9−(2’,3’,5’−トリ−O−ベンゾイル−β−D−リボフラノシル)−2−メトキシアデニンの脱保護により、スポンゴシンが形成されることが記載される。スポンゴシンの合成において使用するための中間体の合成もまた記載される。 (もっと読む)
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