説明

財団法人マイクロマシンセンターにより出願された特許

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【課題】有機半導体層の結晶性を向上可能な有機トランジスタを提供する。
【解決手段】基板1の一表面側にゲート電極2が形成されるとともに、ゲート電極2上にゲート絶縁膜3が形成されており、ゲート絶縁膜3におけるゲート電極2側とは反対の表面側においてソース電極4とドレイン電極5とが離間して形成され、ゲート絶縁膜3の上記表面側においてソース電極4とドレイン電極5との間の領域に一部が形成された有機半導体層7とを備えている。また、有機半導体層7とゲート絶縁膜3との間に自己組織化単分子膜8が設けられており、有機半導体層7は、自己組織化単分子膜8におけるゲート絶縁膜3側とは反対の表面においてソース電極4とドレイン電極5との間の領域に形成した多数の有機ナノ構造体(有機ナノドット)6を核として形成された有機半導体薄膜により構成されている。 (もっと読む)


【課題】有機半導体に効率よくナノドットを作製できるナノドットの作製方法を提供する。
【解決手段】有機半導体からなる薄膜に中性粒子ビームを照射することによって、平均最大径が5〜800nmのナノドットを作製するナノドットの作製方法であり、中性粒子ビームは酸素からなることが好ましく、有機半導体はアセン類、ビススチリルベンゼン誘導体、オリゴチオフェン誘導体、フタロシアニン類、ペリレン誘導体、フラーレン又はフラーレン誘導体のいずれかであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】中性粒子ビームにより、プラズマ処理に比べて被処理物に損傷を与えることなく有機半導体化合物をエッチングすることが可能なエッチング方法を提供する。
【解決手段】有機半導体からなる薄膜28が形成されている基板26に中性粒子ビームを照射することによってエッチングを行なうエッチング方法であり、中性粒子ビームは酸素からなることが好ましく、有機半導体はアセン類、ビススチリルベンゼン誘導体、オリゴチオフェン誘導体、フタロシアニン類、ペリレン誘導体、フラーレンまたはフラーレン誘導体のいずれかであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】光電変換層での変換効率の向上を図れる有機光電変換素子を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1の一表面側に形成された第1の電極2と、第1の電極2における基板1側とは反対側で第1の電極2に対向する第2の電極4と、第1の電極2と第2の電極4との間に設けられた光電変換層3と、基板1の上記一表面側で第1の電極2、光電変換層3、第2の電極4の露出表面を覆う形で形成された表面保護層7とを備える。光電変換層3は、第1の電極2における当該光電変換層3側に設けられた多数の有機ナノ構造体5と、有機ナノ構造体5とは異なる有機半導体材料により形成され各有機ナノ構造体5が埋設された機能層6とで構成されている。 (もっと読む)


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