説明

アース化研株式会社により出願された特許

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【課題】塗装後の強制乾燥を必要とせず、また、乾燥ムラや塗装ムラのない均一な塗装表面を得ることができる水系塗料の塗装方法を提供する。
【解決手段】まず、被塗物となる板材10の塗装面11の裏面側から白色電球12を照射し、板材10を加熱する。板材10の塗装面を約70℃付近まで加熱した後は、白色電球12と板材10との距離を調整したり、白色電球12を間欠に照射したりして、板材10の塗装面表面温度が80℃よりも高くならないように温度調整を行う。このようにして、板材10の塗装面表面温度を60〜80℃程度に保った状態で、水系塗料を板材10の塗装面11にスプレー等の噴霧型塗装機を用いて塗布する。これにより、塗装面11の全面に塗布された水系塗料のうち主溶剤となる水はすぐに蒸発し、塗膜と塗装面11との境界部分から塗膜表面に向かって徐々に乾燥して塗装面11に均一に定着するので、乾燥ムラを生じることがない。 (もっと読む)


【課題】ガラスウールなどの断熱材を用いることなく外側から伝わる熱を内部へ伝えにくくし、内部に収容される電気機器類の熱による故障を防止するキャビネットを提供する。
【解決手段】キャビネット1は、直方体状の本体11と、この本体11の外表面に形成された遮熱層12とにより構成される。遮熱層12は、シラスバルーンを含有する塗料が厚さ110〜120μm程度に塗布された層であり、本体11の底面を除く外表面すべてに形成されている。塗料にシラスバルーンが含有されたことにより、遮熱層12の内部には空気相や真空相が作られ、この空気層や真空相により遮熱層12の熱伝導率を小さくすることができるので、太陽光などの本体11の外側にある熱源から熱が発せられて遮熱層12の表面に当たっても、この熱は遮熱層12から本体11の外表面に伝わりにくくなるので、これにより、本体11内部の空気の温度が上昇することを抑えることができる。 (もっと読む)


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