説明

日立ビークルエナジー株式会社により出願された特許

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【課題】過放電や短絡時でも電池容器の電気的腐食を抑制し安全性を確保することができるリチウム二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池は、ニッケルメッキが施された炭素鋼が用いられ負極外部端子を兼ねる電池缶を有しており、電池缶内には、正負極板がセパレータを介して捲回された電極群が収容されている。電極群の下側に配置された負極集電リングの外周縁には、負極板から導出された負極タブが溶接されている。負極集電リングの下部には、負極板と電池缶とを電気的に接続する亜鉛製の負極リード板が溶接されており、負極リード板は電池缶の内底面に抵抗溶接で接合されている。負極リード板の酸化還元電位は電池缶より低く設定されている。負極リード板の溶解により、電池電圧が0Vとなっても負極電位が電池缶の酸化還元電位より低くなる。 (もっと読む)


【課題】大容量をもつ電池において、急激な変形を伴う外力が作用しても安全性を確保することができる円筒型二次電池を提供する。
【解決手段】円筒型リチウムイオン電池は、上蓋20が電池缶にガスケットを介してカシメ固定されている。上蓋20は中央に凸部が形成された上蓋キャップ1を有しており、凸部の上面には排気口9が形成されている。上蓋キャップ1の周部は、皿状で中央部が平面状のダイヤフラム2の周部に固定されている。ダイヤフラム2の上蓋キャップ1側の中央部には円環状及び放射状の開裂溝8が形成されている。排気口9は、中心が開裂溝8の円環の内側部分の中心と同軸線上に位置しており、大きさが開裂溝8の内側部分の大きさ以上に設定されている。ダイヤフラム2が反転して上蓋キャップ1側に張り付いても開裂溝8の内側部分が排気口9を越えて押し上げられる。 (もっと読む)


【課題】出入力性能を高めることができ、かつ、高出入力を短時間でパルス的に繰り返す挙動に対しても長寿命なリチウムイオン電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池20は、有底円筒状の電池容器7内に、帯状の正負極板がセパレータを介して捲回された電極群6が収容されている。正極板は、正極集電体両面の正極合剤層W2の厚さDpがDp≦100にプレス加工されている。正極合剤層W2の空隙率Ppが式Pp=Ap×Sp+Bp/Dp+KpでAp=10、Bp=500、Kp≦23の定数として設定されている。負極板は、負極集電体両面の負極合剤層W4の厚さDnがDn≦100にプレス加工されている。負極合剤層W4の空隙率Pnが式Pn=An×Sn+Bn/Dn+KnでAn=1.5、Bp=500、Kn≦23の定数として設定されている。正負極の空隙に適量の非水電解液が浸潤する。 (もっと読む)


【課題】 演算処理手段の起動時間を短縮が短縮して応答性のよい制御を実行し、併せて部品点数の削減を図ることのできる機器コントローラ、特に、バッテリ電源の電池コントローラや電源コントローラ、温調コントローラ等として用いられる電子制御式の機器コントローラを提供する。
【解決手段】 制御対象機器の物理量(たとえば、電圧、電流、温度)を検出手段によって検出し、前記検出手段による前記物理量の検出値に基づいて前記制御対象機器の状態を演算する演算処理手段(マイクロコンピュータ118)を備えた機器コントローラにおいて、前記検出手段による前記物理量の検出値の変化を監視し、当該検出値が変化したことにより、前記演算処理手段を起動させる連動起動回路(112、113、135)を有する。 (もっと読む)


【課題】大電流充放電時でも容量低下を抑制することができるリチウム二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池20は、正負極板がセパレータW5を介して捲回された捲回群6を備えている。正極リード片2が接合された正極集電リング4、負極リード片3が接合された負極集電リング5は、それぞれ捲回群6の両端側に配置されている。正極集電リング4、正極外部端子の電池蓋18は正極リード9で接続されている。負極集電リング5、負極外部端子の電池缶7は負極リード板8で接続されている。捲回群6から正負極外部端子までの電池内通電経路の許容電流値が定格容量に対する1時間率放電電流値の5倍以上に設定されている。アルミニウム箔W1に正極合剤が塗着された正極板の単位面積あたりの重量の100重量部に占めるアルミニウム箔W1の重量が13重量部以上に調整されている。電池内通電経路、正極板でIRドロップが低下する。 (もっと読む)


【課題】粉塵による短絡がなく軽量で高出力を得ることができる大電流放電用薄形二次電池を提供する。
【解決手段】封入した正極19枚と負極20枚とを正極端子2、負極端子3が上下となるように交互に重ねて、それぞれ正極端子2と一体の正極ストラップ部6、負極端子3と一体の負極ストラップ部8を集電体とそれぞれ超音波溶接し、電極群4から正極端子2及び負極端子3を導出した。正極ストラップ部6には、厚さ0.3mmのアルミニウム合金A3003−H12を用い、電解液に接するおそれのない正極端子2の部分のみ、片面に厚さ0.1mmのニッケルをクラッド加工した。一方、負極ストラップ部8には、厚さ0.3mmの銅板C1020−1/2Hを用い、電池外部に露出した負極端子3の部分のみ両面に厚さ0.05mmのニッケルをクラッド加工した。 (もっと読む)


【課題】電池蓋と電池容器とのかしめ部の開口を防止することができ、電気的接続及びガス放出弁の作動を確保可能な密閉型電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池20は、電池蓋8が側面に平行する平面部4を有する電池缶7にかしめられている。リチウムイオン二次電池20には、電池蓋8の上方に位置する中央部1aと、中央部1aから平面部4の両側に沿って曲折した脚部1bとを有する開き止め1が電池蓋8を跨ぐように配置されている。脚部1bは平面部4の両側に接しており、平面部4の長手方向の長さの70%以上に亘って脚部1bの下端部が平面部4に抵抗溶接で接合されている。中央部1aには、外部端子12及びガス放出弁13の上方の位置にそれぞれ貫通穴2が形成されている。 (もっと読む)


【課題】
蓄電手段の状態検知を行うために必要な特性情報を逐次補正することによって、高精度な蓄電手段の状態検知を行うことができる状態検知装置及びこれを用いた劣化判定装置、初期特性抽出装置を実現すること。
【解決手段】
計測手段300は、蓄電手段200の少なくとも電流,電圧,温度を計測値として取得する。演算手段110は、計測値と記憶手段130に格納された蓄電手段の特性情報とを用いて、蓄電手段の状態検知を行う。矛盾検知手段120は、演算手段110で求めた状態検知の結果が所定の閾値を越えて変化した場合及び計測手段300で取得した計測値に対して逆転した場合に、理論値から外れる矛盾として検知する。補正手段140は、矛盾検知手段120によって検知された矛盾に応じて記憶手段130に格納されている特性情報を補正する。 (もっと読む)


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