アサヒビール株式会社により出願された特許
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ペプチド輸送酵素遺伝子による酵母の形質転換法と当該遺伝子のプロモーター領域を用いたタンパク質の発現法
【課題】 短期間で簡易な酵母の形質転換系及び高発現ベクターの開発。
【解決手段】 Saccharomyces cerevisiaeのペブチド輸送酵素遺伝子(PTR2)を含むベクターを用いて、ペブチド輸送能が喪失した酵母を宿主とする形質転換系が可能となる。Saccharomyces cerevisiaeのペプチド輸送酵素遺伝子のプロモーターを利用した発現ベクターを用いて、YPD培地、清酒もろみ、麦汁、ブドウ果汁などでプロモーター下流の遺伝子を発現させることができる。その結果、酵母への遺伝子導入のためのマーカーが更に一つ加わることで、酵母の遺伝子操作がより容易となった。醸造環境下でも発現可能なプロモーターの入手により、酒類の研究開発がより容易になった。
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