説明

有限会社ブレインリサーチ アンド デベロップメントにより出願された特許

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【課題】導電率が一様な活性領域と、任意の導電率分布を有するそれ以外の受動的導体領域とに分けた生体モデルを採用た双極子の推定方法を提供する。
【解決手段】頭蓋モデルMo内部を、導電率が一様で双極子を含む活性領域Ωと、任意の導電率分布を有するそれ以外の受動的導体領域Ωとに分け、複数の双極子が無限一様媒質中にあるとした場合に活性領域Ω表面に発生するであろう電位分布から頭蓋モデルMo表面上の複数の電極における電位への電位伝達行列を予め算出しておき、頭蓋モデルMo表面上に装着した複数の電極1によって頭蓋モデルMo表面上の電位分布を測定し、複数の双極子2が無限一様媒質中にあるとした場合に活性領域表面に発生するであろう電位分布に上記電位伝達行列を乗ずることによって頭蓋モデルMo表面上に装着した複数の電極1における電位を算出し、二乗誤差を最小とするように双極子2の真の位置及びベクトル成分を推定する。 (もっと読む)


【課題】脳内双極子の位置とベクトル成分とを脳波計測に対応して実時間で高速解析処理する脳波双極子解析装置を提供する。
【解決手段】本発明の脳波双極子解析装置は、脳波計測用の複数の電極2と、各電極2の計測電位を増幅する多チャンネルの脳波用増幅器4と、増幅後の電位をディジタルデータに変換するA/D変換器5と、予め構築した脳内の双極子から頭皮上への電位の伝達行列及び脳内に仮定した任意数の双極子の初期位置のデータを格納したファイルシステム14と、電位の実測データと、ファイルシステム14から読み込んだ伝達行列及び初期位置のデータとを使用し最小二乗法による解析処理を複数の副計算機8A、8B・・・8Nによる初期位置毎の並列処理により行い、脳内に仮定した双極子が発生する電位分布と、実測の電位分布との二乗誤差を最小とする最適な脳内の双極子の位置とベクトル成分を実時間で決定する解析処理手段6を有するものである。 (もっと読む)


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