説明

プロフィメド アクテボラゲットにより出願された特許

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本発明は、試料でケモカインIP‐10の量を減少させるおよび/または細胞でIP‐10の産生を減少させる能力を有した金属または金属酸化物の使用について開示する。金属は元素の周期表の4または5族の金属、好ましくはチタンである。これらの金属および金属酸化物はその表面へIP‐10を選択的に結合させて、それにより周囲媒体からIP‐10を除去しうる。加えて、金属‐細胞接触はIP‐10産生細胞からのIP‐10の産生で減少を誘導する。本発明の金属および金属酸化物は、したがって、有害IP‐10発現で特徴づけられる病状、例えば炎症反応を治療および/または予防するために用いられる。 (もっと読む)


本発明は、デキストラン硫酸エステル、またはその薬学的に許容される誘導体の使用で、超急性血液媒介炎症反応(IBMIR)の治療薬の製造に使用される。さらに、本発明は、IBMIRにより起こる細胞移植の形態崩壊や細胞移植の組織不適合の治療薬の製造に使用されるデキストラン硫酸エステル又はその薬学的に許容される誘導体の使用に関する。本発明は、I型糖尿病を罹患している患者に適用できるものであり、患者には豚のランゲルハンス島が門脈に移植される。本発明によりデキストラン硫酸エステルの投与は移植膵島の拒絶と崩壊を抑制し、そして患者の血糖を正常にするものである。 (もっと読む)


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