説明

ケミカル インベストメンツ エルティーディー.により出願された特許

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【解決手段】
この発明は、長期間にわたる汚れ止め特性を有する被膜を供給できる多層の、自己研磨型海用汚れ止め塗料を提供する。繊維で強化されたアルデヒド樹脂である塗料バインダは、相乗的に作用する要素である、成分Aと成分Bとを含む。成分Aは、式(1):(R−O−)−Al−(CH−CO−CH−CO−O−R)で表わされるアルミニウムジ−2級アルコキシドアセト酢酸エステルキレートである。ここで、Rは、3から10の炭素原子を有する2級アルキル基、または、環状アルキル基を表わし、Rは、1〜10の炭素原子を有するアルキル基、または環状アルキル基を表わす。成分Bは、式(2):R−O−Ti(−X)で表わされるモノアルコキシ有機チタン酸塩−IVである。ここで、Rは、2〜30の炭素原子を有する一価の有機族、または、それの置換可能な派生物である。上記式のXは、単独でアシル化族、スルホン酸残留物、リン酸残留物、またはピロリン酸エステル残留物、若しくは、その混合物である。被膜成分は、(a)少なくとも一つの控えめに溶ける金属を含む色素,(b)色素としてまた機能し得る少なくとも一つの殺生剤、および、選択的に、(c)一以上の、高度に溶解性のない色素、および、選択的に、(d)被膜消費調整剤を含む。上記汚れ止め被膜成分から形成された、船体や水中構造物の上の被膜は、長期に亘って優れた汚れ止め特性を有し、消費特性も優れている(自己研磨作用を有している)。さらに、これらの汚れ止め被膜成分は、優れた貯蔵安定性を有している。 (もっと読む)


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