説明

センサーネットリミテッドにより出願された特許

1 - 2 / 2


高エネルギー光パルスの生成および送信のための方法ならびに装置について記載する。分散型温度センサーは、温度を測定する手段として、通常は光ファイバー中のラマン散乱を用いる。ここでは、レーザー光源からの光がファイバーに送りこまれたときに、散乱して光源の方へと戻っていく少量の光を分析した。ファイバー長が大きくなると、温度および損失の測定の分解能が劣るようになる。これは、光ファイバー中の損失が、信号を減衰させるためである。この問題への明白な解法は、損失を補償するための光をファイバー中へとさらに入射することであるが、入射できる光の限度は、誘導ラマン散乱(stimulated Raman scattering)によって定められる。本発明は、パワーをSRS閾値よりも低く保ったまま、合成パルスエネルギーを最大化する、パルス変換方法を用いてこの問題を解決した。
(もっと読む)


光学的検知システムは、検知ファイバーに沿った状態を検知するためにファイバーから散乱する光を利用し、周波数−振幅コンバーターを持った受信器を有して受光した散乱光のブリルアン成分の周波数を得て上記状態を推定する。このコンバーターはブリルアン周波数スペクトルを得るための時間のかかる周波数走査を回避出来、スペクトルからピークまたは平均の周波数を導き出すための重い処理負荷を回避する。該コンバーターは、光学的ドメインにおいて回折格子または干渉計を用いて、または電気的ドメインンにおいてはダイプレクサーまたは電気的干渉計を用いて実現される。それは逆の符号を持った相補信号を発生することが出来、その信号の比率が周波数を表わす。これは、受信した散乱光信号の振幅変化に対する感度を無視することを可能にし、ノイズの共通モード阻止性能を提供することができる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2