説明

アリーヴァ メディカル インコーポレイテッドにより出願された特許

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椎間板は血管を有していない。栄養素及び老廃物は主として隣接する椎体を介して拡散される。加齢ともに、椎間板と椎体の間に石灰化層が形成されて、拡散を遮断する。椎間板は飢え始め、平らになり始める。負荷は、正常とは異なり、椎間板から関節突起間関節に移って、歪及び背痛を生じさせる。無酸素条件下においては、乳酸が生成されて、酸刺激及び非特異性痛を生じさせる。体内循環系から無血管椎間板に栄養素を引き込むため、単に穿刺針を刺し込み、引き抜くことによって、U字形椎間板シャントが変性椎間板内に送り込まれて封止される。栄養素の連続供給により、保水性硫酸化グリコサミノグリカンの生合成が増進し、よって椎間板内の膨化圧が高まる。負荷は関節突起間関節から回復された椎間板に戻り、背痛が軽減される。シャントを介する酸素輸送により、乳酸の無酸素生成が最小限に抑えられる。さらに、残留乳酸は椎間板圧縮中にU字形シャントを介して体内循環系に排出されて、非特異性痛が軽減される。
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【課題】椎間板と体循環との間の栄養分および老廃物の交換を回復するために椎間板内に導管を送りさらに配置するための穿刺器具を提供する。
【解決手段】導管を椎間板内へ配置するための配置器具であって:
鞘;
前記鞘内部に少なくとも一部が納まるような大きさおよび形である導管;および
前記導管を配置するためのプランジャー;を含む配置器具。 (もっと読む)


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