説明

株式会社 フジヒラにより出願された特許

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【課題】小型軽量化が容易なクライオスタットを提供する。
【解決手段】被冷却体6を冷却する極低温液体4が収容されたほぼ密閉構造の低温容器3と、低温容器3の周囲に真空断熱空間12を形成する真空容器2と、低温容器3に両端部が支持され、かつ被冷却体6の近傍に取り付けられた外側貫通管5とからなるクライオスタットの外側貫通管5を支持する低温容器3の支持部に、外側貫通管5と低温容器3との熱膨張差を吸収するダイヤフラム3dを形成したもので、 外側貫通管5と低温容器3との熱膨張差をダイヤフラム3dが吸収するため、低温容器3の支持部に歪や応力が発生するのを防止することができると共に、低温容器3の外側へ突出するベローズが不要となるため、低温容器3を収容する真空容器2が小型化でき、これによってクライオスタット全体の小型軽量化が図れる。 (もっと読む)


【課題】従来の測定用超伝導磁石装置の室温作業平面、室温ボアは、狭小であり、被測定物やその支持材、計測機器等は大きさ、形状に大きな制限を受けていた。
【解決手段】電流を通電することにより、磁場を室温作業平面に配置した被測定物に印加できる超伝導磁石と、この超伝導磁石を低温に保持し、格納するクライオスタットとを備えた超伝導磁石装置において、クライオスタットの開放側外側空間を室温で磁場を利用する空間とし、その外側空間の少なくとも一部クライオスタット外壁を測定に際して被測定物を設置する室温作業平面として利用することによって解決する。 (もっと読む)


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