説明

サイトジェニックス, インコーポレイテッドにより出願された特許

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選択的に誘導可能な一本鎖DNA(ssDNA)発現ライブラリー、ssDNA発現ライブラリーを構築する方法、この発現ライブラリーを使用してssDNAをスクリーニングする方法、ならびに細胞増殖及び毒素の産生と分泌に関係する細菌遺伝子及び真菌遺伝子の発現を変化させるssDNA分子を同定する方法。このスクリーニングライブラリーは、とりわけ、細胞増殖の停止、細菌もしくは真菌の死滅、又は細菌及び/もしくは真菌がその毒素を合成し分泌するのを防止すること、に有効なODNを同定し、かつ/あるいは標的とする遺伝子機能改変に有効な真核生物(例えば、哺乳動物)細胞のODNを発見するために使用される。このライブラリーは、例えば、敗血症などの細菌感染症の治療方法を提供するために、治療薬として使用されるssDNA又はODNを同定するためにも有用である。 (もっと読む)


本発明は,改良されたセルフリーの応用方法であって,治療に用いることができる品質の大量の核酸を生成する方法及び合成された核酸を研究,治療及びその他の用途に使用する方法を提供する。これらの方法は,様々な最先端の手順を組み合わせ,治療目的の核酸を手ごろな価格で合成できるように用途を調整している。本発明は,インビトロでローリングサークル型増幅,高いフィデリティーを持つポリメラーゼ,高親和性のプライマー,及び特定の用途のために設計された合理化された鋳型を組み合わせる。発現を目的とする場合,真核生物のプロモーター,目的とする遺伝子のコード配列,及び真核生物の終止配列を含む発現カセットが鋳型に含まれている。増幅に続き,その使用目的に応じてコンカテマーが処理され,この処理には,短い発現カセット(SECs)を生成するための制限酵素による切断,SECを環状化(CNAs)するライゲーション工程,及び/又はsCNAsを生成するスーパーコイル化工程が含まれる。最終産物に含まれる細菌エンドトキシンはほとんど検出不能なレベルである。
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本発明は、微生物を殺傷又はその生育を阻害、または内在性に発現される微生物の毒素合成を阻止する、rbl−1と命名された配列[配列番号19]から単離されたオリゴヌクレオチド配列に関する。スクリーニング法を用いて同定されたこれらのssDNAは、三量体形成、アンチセンス鎖による阻害、又はアプタマーのレベルで働いて遺伝子の機能を変化させ、必須の成長機能を調節していると推測される。最小機能領域、またはMFRと呼ばれる配列は、敗血症及びその他の微生物が一因となり引き起こされる疾患の治療薬として、特に有用である。

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