説明

有限会社ケー・アンド・ダブルにより出願された特許

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【課題】高容量を有する上に良好なサイクル特性を有する負極活物質を提供する。
【解決手段】本発明の負極活物質は、ナノサイズの炭素粒子にナノサイズの二酸化スズ粒子が高分散状態で担持されている負極活物質である。この負極活物質は、二酸化スズのコンバージョン反応(SnO+4Li+4e→2LiO+Sn)が可逆的に進行するため、高い放電容量を有する。また、この負極活物質について、Li/Li電極に対して0〜2Vの電圧範囲で充放電サイクル試験を行うと、レート1Cの条件での500回の充放電サイクル経験後でも、放電容量の維持率が約90%であり、サイクル特性が極めて良好である。したがって、本発明の負極活物質は、リチウムイオン二次電池やハイブリッドキャパシタのために好適に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】液反応において反応を促進させ、さらにその反応を用いて金属酸化物ナノ粒子を高分散担持させたカーボンを形成してなる電極材料、この電極材料からなる電極、及びこの電極を用いた電気化学素子を提供する。
【解決手段】MxOz、AxMyOz、Mx(DO4)y、AxMy(DO4)z(ただし、M:金属元素 A:アルカリ金属又はランタノイド元素)で表される一次粒子径1〜10nmの金属酸化物ナノ粒子を、カーボン粒子の表面に高分散担持させる。旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を加えて、化学反応を促進させる反応を用い、化学反応の過程で、反応器内で反応物にずり応力と遠心力を加えて生成した金属酸化物ナノ粒子と、反応器内でずり応力と遠心力を加えて分散したカーボンとからなる。金属酸化物ナノ粒子は、カーボン表面、内表面に担持され、カーボンで包囲されている。このカーボンを窒素雰囲気で熱処理して電極材料とする。 (もっと読む)


【課題】 液相反応において反応を促進させ、さらにその反応を用いて金属酸化物ナノ粒子及び金属酸化物ナノ粒子を高分散担持させたカーボンを形成し、このカーボンを含有する電極、及びこの電極を用いた電気化学素子を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するために、化学反応の過程で、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を加えて、化学反応を促進させる。また、この反応を用い、化学反応の過程で、旋回する反応器内で反応物にずり応力と遠心力を加えて生成した金属酸化物ナノ粒子と、旋回する反応器内でずり応力と遠心力を加えて分散したカーボンとからなる、金属酸化物ナノ粒子を高分散担持させたカーボンを作成し、これを電極として用いた電気化学素子は高出力、高容量特性を有している。
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