説明

アポロ オプティカル システムズ エルエルシーにより出願された特許

1 - 2 / 2


二焦点多次数回折レンズ(10)が、近視矯正をもたらす第1多次数回折構造を有している1つ以上の第1領域(14)と遠視矯正をもたらす第2多次数回折構造を有している1つ以上の第2領域(16)とがあるレンズ本体(11)を有して提供され、このレンズ(10)は第1領域(14)と第2領域(16)とに分割された有効口径部を画定している。このような1つ以上の第1領域(14)は、1つ以上の環状リングあるいはレンズ(10)の他の部分に相当していてもよく、また、第2領域(16)は、第1領域(14)の外側におけるレンズの有効口径部を占有していてもよい。レンズ本体(11)は、単一の光学素子によって設けられていてもよく、あるいは複数の光学素子によって設けられていてもよい。複数の光学素子が使用されているときには、多次数回折構造はレンズ(10)の内面(18,24)に沿って配置することができる。他の実施形態では、二焦点多次数回折レンズ(10)が、遠視矯正のための多次数回折構造と近視矯正のための度数を付加する1つ以上の屈折領域(17,22,28,29)とを有している単一素子のあるいは複数素子のレンズ本体によって、あるいは、遠視矯正のための屈折能と近視矯正のための度数を付加する多次数回折構造とのために形成された単一素子のあるいは複数素子のレンズ本体によって設けられている。レンズ(10)は、コンタクトレンズ、眼鏡レンズ、あるいは眼内レンズ(IOL)の光学部分に相当している。多次数回折構造は明所視および暗所視についての性能のために最適化することができる。
(もっと読む)


光を、2つ以上の回折次数に分割して、焦点距離または範囲を異ならせる第1の回折構造16と、多次数回折(MOD)構造とも呼ばれる、異なる波長の光を複数の異なる回折次数に回折して、共通の焦点距離または範囲にする第2の回折構造17とを有するレンズボディ14上の、視力矯正用回折レンズ。二焦点用途において、該第1及び第2の回折構造16、17は、相まって、該レンズの遠視力矯正のための基本度数と、近見視力矯正のための付加度数とを規定する。該第1の回折構造16は、ブレーズド(すなわち、鋸歯状)の、正弦波の、正弦波ハーモニック16a、方形波または他の形状プロファイルを有することができる。正弦波ハーモニック構造16aを有する多焦点レンズ10は、MOD構造17と伴う、または伴わずに、屈折基本度数を与えるように形成されたレンズボディ25の上にあってもよい。 (もっと読む)


1 - 2 / 2