説明

ベンター テクノロジーズ リミティドにより出願された特許

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患者への移植に適し、液流の通過する単一液流路を備え、流入口および流入口から離れた発散部位をそれぞれ明確に形成するよう形作られた、人工補綴装置を含む器具。当該人工補綴装置には、軸方向に伸長できる複数のストラット(112)が含まれる。これは、患者の心周期を通して、個々のストラットの遠位末端部が、互いに、近位末端部に比較して大きな間隔を保つことができるように、少なくとも当該発散部位分だけ伸長し、外部に向けて発散する。当該発散部位には、ストラットに組み合わされた発散エンベロープ(111)が含まれる。これは、心収縮期における開口状態を再現するように作られており、これにより、血流が当該装置を通過することを可能にする。さらに、折り畳み、血流通過を遮断し、心拡張期の閉口状態を再現するよう作られている。
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患者の心臓の大動脈弁の大動脈閉塞症の治療において使用するための人工補綴装置が記載される。人工補綴装置は、経動脈デリバリのための圧縮された状態を有し、移植のための拡張された状態に拡張可能である。人工補綴装置は、拡張された状態で大動脈弁の大動脈弁輪に移植可能となるように構成された金属製ベースと、金属製ベースの内側表面を覆っている内側エンベロープとを備えている。人工補綴装置が拡張された状態のとき、内側エンベロープは、大動脈内に延びており、発散していく錘状形態になっている。錘状形態では、心収縮期に内側エンベロープの遠位端部における圧力回復によって大動脈内への非乱流血流を生じさせるように、内側エンベロープの直径が大動脈弁輪内の近位端部から大動脈内に延びる遠位端部へ徐々に増加していく。好ましくは、遠位端部は、同時に移植される人工弁を備えているが、このような人工弁は、別に大動脈に移植されてもよい。このような人工補綴装置を移植する好ましい方法も記載される。
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