【課題】
本発明は、体における通路、例えば、心臓の卵円孔開存を閉鎖するための装置に関連し、そして当該通路を封止するためにかかる装置を使用する方法に関連する。
【解決手段】
心臓において卵円孔開存（PFOトラック）によって形成された通路を封止するための装置及び方法が提供されている。PFOトラックの壁に接着性を塗布するためにPFOトラックの内部に置かれて良い装置が提供されている。装置は、PFOトラックの内部に置きっぱなしにされても良いし又は置きっぱなしにされなくても良い。もし装置がPFOトラックの内部に残されなければ、接着剤で覆われたPFOトラックは併置されるかあるいは一緒に接着される。もし装置がPFOトラックの内部に残されれば、前記装置は拡張した形状から扁平化し、扁平化形状になり、前記装置の外表層に接着するPFOトラックの壁は、当該装置が扁平化するにつれて互いに引かれる。この装置は、当該装置を扁平化形状に維持するための内部構造を伴っても良い。 （もっと読む）

粒状物の塞栓を許容することなく、血管内の閉塞物を緩和若しくは排除するための方法および装置を提供する。このシース排出装置は、血管と流体連通するように配置構成された、遠位端および近位端の間に延びる主ルーメンを有する第１の伸長管状部を有する。拡張可能部は、伸長管状部の遠位端に取り付けられ、血管とともにシールを形成するように構成されている。シース排出装置は、拡張可能部およびガス膨張器と流体連通し、遠位端および近位端の間に延びる膨張ルーメンを有する第２の伸長管状部を有する。ガス膨張器は、高圧ガス源およびガス膨張器が供給するガスの圧力を調整する圧力調整機構とを有する。ガス膨張器は、拡張可能部を膨張させるために調整された圧力ガス源を供給するために、膨張ルーメンの近位端と流体連通するように配置構成されている。シース排出装置を用いて血管を処置するための方法は、ガイドカテーテルを通して、シース排出装置を血管内に前方へ移動させるステップを有する。拡張可能部を膨張させ、血管とガイドカテーテルの間にシールを形成し、１の伸長管状部の主ルーメンに真空を形成することにより、血流を逆行させるとともに、シース排出装置の主ルーメン内に流体を供給するステップを有する。
（もっと読む）

基端と先端を有する細長い管状部材と、前記細長い管状部材の先端の偏向可能チップとを含むカテーテル。偏向可能チップは、第一直径を有する第一螺旋コイルと第二直径を有する第二螺旋コイルを含み、前記第一直径は第二直径よりも大きい。第一及び第二螺旋コイルは二重螺旋状に配置されている。断面で見た場合、第一螺旋コイルと第二螺旋コイルは各コイルの周辺の第一点で整合し、各コイルの周辺の第二点では不整合であり、第二点は第一点から約１８０°離れている。或る実施形態において、このカテーテルは、更に膨張バルーンを含む。更に慢性的全閉塞を横切って使用される方法が記載されている。
（もっと読む）