説明

株式会社 静科により出願された特許

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【課題】べースとなるハニカム材とハニカム材を挟む二つの面材との接着において、剛性が大きく、平面精度の高い平面部材と線条でかつ完全に平坦なハニカム材を提供する。
【解決手段】吸音面、吸音層、反射面からなる積層体において、吸音面は発泡体4よりなり、吸音層はハニカム材と空間部に硬質フォーム材3を充填させた層から成り、吸音層のハニカム材の先端部に接着剤2を塗布し、該先端部を上記吸音面に対して押し当て、該発泡体に食い込ませて接着させた構造を有し、さらにハニカム材の反対側の面となる遮音面は、発泡体6からなり、上記ハニカム材と接する面に接着剤5を一面に塗布し、該ハニカム材セル隔壁1の逆の先端部を上記遮音面に対して押し当て、接着剤を一面に塗布した該発泡体に食い込ませた接着構造を有するハニカムパネル積層体。 (もっと読む)


【課題】80Hz以下の低周波音を遮音できるパネル材を提供する。
【解決手段】ハニカム材(2)のセルに連通気泡を有する硬質フェノールフォーム(3)を充填しかつハニカム材の一方の面に通気性面材(1)を接合して吸音層とし、スラグせっこう板(7)とアルミニウム合金板(4)とを炭酸カルシウム粒子入りエポキシ樹脂接着剤(6)により接合して第1反射層とし、吸音層の非通気性面材側の面と第1反射層のスラグせっこう板側の外面とを前記接着剤(6)で接合たハニカムパネル積層体。2枚のスラグせっこう板(7、7)の間にポリエチレンフォーム板(8)を挟みこれらをゴム系接着剤(9)で接合し、かつ2枚のスラグせっこう板の一方にアルミニウム合金板(4)を接着剤(6)で接合して第2反射層とし、吸音層の非通気性面材側と第2反射層のスラグせっこう板側の外面とを接着剤(6)で接合したハニカムパネル積層体。 (もっと読む)


【課題】 橋梁伸縮装置部で発生する突発騒音の桁間への伝搬と反響を有効に吸収・減殺すること、桁伸縮への追従性と良好な耐水性・耐久性を具えること、並びに交通規制を要さず、簡単な荷役機械とツールにより橋梁下部から無騒音で安価施工でき、保守点検が容易なこと。
【解決手段】 床版下の主桁端部空間において、線状騒音源となる床版遊間下面の開口部を、耐水性吸音パネル材により、当該開口部からパネル材の吸音面を一定距離離して箱状に覆い、吸音パネル材間に滑り構造を設けた防音構造体である。該吸音パネル材は、桁端部に止着される背板と、背板下端から水平に延びる底板と、底板の両端で直立し背板と結合する側板とを有して向かい合う2組の棚に分かれ、該2組の棚の底・側板前縁部同士が、前記空間の橋軸直交面に沿う中央部で、一方が上・内、他方が下・外となって互いに摺動自在に重なり合い、桁の伸縮に追従する。 (もっと読む)


【課題】ハニカム材のセルに連通気泡を有する発泡体を充填して芯材とし、該芯材の一方の面に金属繊維マットを、他方の面に非通気面材を配置して成る吸音パネル材(以下「原型吸音パネル材」という)に耐水性を付与するため、該金属繊維マット面をフィルムで覆う場合に、フィルムの介在による吸音性能の低下を防止し、又は若干とも向上できるフィルム支持構造を具えた耐水吸音パネル材を提案する。
【解決手段】金属繊維マット(2)面を防水用の極薄フィルム(6)で覆うために該マットの周縁部に薄い額縁状枠板(15)を取り付け、枠板面にフィルムを載せてフィルムが弛みを伴う状態で周囲を接合し、さらにフィルム面を開口部を有する保護板(7)で覆い、且つフィルムは保護板下面と金属繊維マット上面とが枠板を介して作る空隙内で音響振動自在に緩く挟持しつつ、フィルム面をリベット(14)で局所的に拘束する。 (もっと読む)


【課題】フェノールフォームがホルムアルデヒドを環境へ放散する欠点のため、これを用いた建材等が使用を制限される事態を回避すると共に、家具・建材等を発生源とするホルムアルデヒドに対して有効なシックハウス対策を提供すること、及びそのために、有効に機能するホルムアルデヒド分解無害化手段を実用的建材パネルの形で提供すること。
【解決手段】シート状フェノールフォームを芯材とし、該芯材の一面が通気性面材で被覆され、他の面が非通気性面材で被覆されてなるフェノールフォーム構造体において、前記フェノールフォームが連通気泡を有し、前記通気性面材が、不純物として少なくともマンガンを含むアルミニウム繊維製のマット材からなることにより、近接空間のホルムアルデヒド濃度を法定許容値以下に保つことができる前記構造体。 (もっと読む)


【課題】通常は両立し難い、吸・遮音性と熱放散性とを兼ね備えるハニカムパネル体を実現すること。
【解決手段】良好な熱伝導体であるアルミニウム製ハニカム材のセルに、良好な音エネルギー減衰物質である連通気泡構造を有するフェノール硬質発泡体を押込み充填して芯層材を形成し、該芯層材の一方の面に音と熱を通過させる通気性表面材を、他方の面に音を反射するが熱を通過させる板材を接着剤で貼りつけた、熱放散性と共に吸音性を兼ね備えるハニカムパネル体、又は該芯層材の両面に音を反射するが熱を通過させる板材を接着剤で貼りつけた、熱放散性と共に遮音性を兼ね備えるハニカムパネル体。 (もっと読む)


【課題】通気性フォーム材を充填したハニカム材を芯材とし、表面材に通気性多孔材を用いて、吸音材として機能する通気性サンドイッチパネルを製造するため、フォーム材や表面材の通気性を損わない接着剤の使い方を提案する。
【解決手段】所定の粘度を有する液状接着剤(2)をハニカム材(3)の一方の面に臨むセル壁の先端に限って狭い帯状に付着させ、通気性表面材(5)を、ハニカム材(3)の前記接着剤(2)を付着させた前記一方の面に押し当て、前記接着剤(2)の硬化前に、吸水性を有するフォーム材(10)をハニカム材(3)の他の面から前記付着させた接着剤(2)に接触するまで押込んでセル空間(7)へ充填し、接着剤(2)に接触したフォーム材(10)が接着剤(2)が含有する水分を吸収することで硬化が促進され、ハニカム材(3)への前記表面材(5)の接着が速やかに完成される各工程を含む、通気性サンドイッチパネルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハニカム材のセル空間にフォーム材等の充填材を充填してなるハニカム構造体の、端部セルから充填材が脱落することによる各種問題を有効に防止すること。
【解決手段】ハニカム材2のセルへ充填する前の、シート状充填材1の縦横寸法をハニカム材2の縦横寸法より大きくし、充填後は、ハニカム材2の周縁端部が充填材1により縁取られるようにして保護する。併せて、ハニカム材の上下方向の一端又は両端を充填材の表面から所定長だけ突出させた突出部を設け、2枚の充填材シートをハニカム材のセル空間へ縦に間隔を空けて充填しハニカム材内部の充填材シートの間に空気層を設け、又は、2個のハニカム材の合計高さを超える厚さを有するシート状充填材の上下両面から該2個のハニカム材を圧入し充填材の厚さ方向の中間部にハニカム材が存在しない充填材層を設けてもよい。 (もっと読む)


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