説明

株式会社オートリブニチユにより出願された特許

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【課題】簡易な構造であり、且つ小型軽量化に寄与すると共に、優れたガス発生特性を得ることができるエアバッグ装置用ガス発生器を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るエアバッグ装置用ガス発生器は、前記車両の衝撃によって作動するイニシエータ(点火器)と;前記イニシエータによって点火される発火剤と;前記発火剤によって着火、燃焼する円柱状のガス発生剤と;前記ガス発生剤を収容する燃焼室とを備える。そして、前記ガス発生剤の燃焼によって発生するガスによってエアバッグを膨張させる構造とする。また、前記燃焼室の周壁には、前記エアバッグの内部に連通する複数のガス排出孔を形成する。更に、前記エアバッグに充填されるべきガスの圧力特性が良好となるように、前記複数のガス排出孔の個数及び総面積を設定する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でありながら、作動初期の段階において、乗員に対してできる限り衝撃を与えないように作動し、且つ乗員を確実に拘束可能なエアバッグ装置及びこれに用いるガス発生器を提供すること。
【解決手段】本発明に係るエアバッグ装置用ガス発生器は、車両の衝撃によって作動するイニシエータ(点火器)と;前記イニシエータによって点火される発火剤と;前記発火剤を収容する発火剤収容室と;前記発火剤によって着火、燃焼されるガス発生剤と;前記ガス発生剤を収容する燃焼室とを備える。そして、前記ガス発生剤の燃焼によって発生するガスによってエアバッグを膨張させる構造である。更に、前記発火剤収容室内には前記発火剤が充填されない空間が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】発生初期のガス量を少なくする。
【解決手段】ハウジング2の内部に、少なくとも、イニシエータ3及びチューブ4を設けたエアバッグ用インフレータ1である。チューブ4の側壁に、火炎放出用のスリットを設けないようにする。中蓋10には、チューブ4内に配置した着火薬5の火炎を放出する貫通孔10bを設ける。前記火炎を、前記チューブの上端部よりも上方に迂回させ、ガス発生剤の上方から案内する。
【効果】少ないガス発生量が長時間安定した状態で継続するので、タンク圧力の初期上昇を抑制でき、エアバッグ点火時におけるエアバッグモジュールへのダメージや、乗員への加害性への影響が小さくなる。また、エアバッグの展開挙動が緩やかになるので、エアバッグモジュールの構成部品の簡略化が図れる。 (もっと読む)


【課題】ガスの発生時に内圧が上昇しても、圧力容器が破断しないようにする。
【解決手段】ベース2cにアダプター2b及びディフューザ2aを接合して一体化する圧力容器2内に、少なくとも前記アダプター2bに支持される点火器3と、ガス発生剤5と、前記圧力容器2の側壁部内周側に沿って配置されるフィルター6を内装するエアバッグ用インフレータ1である。前記アダプター2bは、前記ベース2cとの接合部Y2の近傍に鍔部を備える。前記鍔部の外周端部とベース2cとの間に隙間を設ける。或は、前記鍔部の外周端部を面取り形状又はR形状に形成し、当該鍔部の外周端部とベースとが当接するようにする。
【効果】内圧が上昇して圧力容器が変形する時にベースの変形量が大きくなって、ベースに発生する応力集中を抑制でき、圧力容器の破断を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ガス発生剤の充填量を増やした場合にも、当該ガス発生剤の割れを抑制可能なエアバッグ装置用ガス発生器を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係るエアバッグ装置用ガス発生器は、前記車両の衝撃によって作動するイニシエータ(点火器)と;前記イニシエータによって点火される発火剤と;前記発火剤を収容する発火剤収容室と;前記発火剤によって着火、燃焼するガス発生剤と;前記ガス発生剤を収容する燃焼室と;少なくとも前記燃焼室の上部を密閉するリテーナとを備える。そして、前記リテーナを取り付ける際に当該リテーナの一部を変形させることにより、前記燃焼室に拡大した空間を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】外力の作用時や作動時にリテーナディスクが簡単に外れないようにする。
【解決手段】ベース2cに対してディフューザ2aとイグナイターチューブ4を保持したアダプター2bを接合一体化する圧力容器2内に、点火器3及びガス発生剤7と、イグナイターチューブ4に嵌合するリテーナディスク10と、圧力容器2の側壁部内周側に沿って配置されるフィルター8を内装するエアバッグ用インフレータ1である。リテーナディスク10は第1嵌め合い面10dを有する中空凸状の嵌め合い部10aを、イグナイターチューブ4はリテーナディスク10の第1嵌め合い面10dに当接する第2嵌め合い面4aを備える。リテーナディスク10の第1嵌め合い面10dの嵌め合い長さL1を、イグナイターチューブ4の第2嵌め合い面4aの嵌め合い長さL2よりも長くする。
【効果】ベースとディフューザの溶接作業の安全性が向上し、インフレータの作動中もエアバッグに与えるダメージを抑制できる。 (もっと読む)


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