説明

アルト ソリューションズ インコーポレーテッドにより出願された特許

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ヌクレオシド化合物であって、デオキシリボ核酸(DNA)またはリボ核酸(RNA)の特定の構造と相互作用するものを開示する。該化合物はテロメラーゼおよび逆転写酵素の活性に干渉し、抗ウイルス剤、抗菌剤、および抗癌剤として有用である。患者において癌を治療または予防する方法であって、該患者の細胞内で発現される逆転写酵素(RT)のインヒビターまたはアンタゴニストを有する組成物の治療上有効な量の投与を含む該方法も開示される。種々の癌の治療のために、ヌクレオシド類似体およびその他のRTのインヒビターを、遺伝子毒性薬剤等のDNA損傷薬剤または放射線療法もしくは光線力学的療法あるいはそれらの組み合わせと共に用いる方法も開示される。 (もっと読む)


【課題】テロメアがテロメラーゼ及び/又はALTのメカニズムによって維持されている細胞(癌細胞など)の増殖を阻害できる、治療的なヌクレオシドのアナログを同定すること。
【解決手段】増殖細胞(癌細胞(例えばヒト癌細胞)など)において、それに対応する通常の体細胞にとり細胞障害性でないレベルで、テロメラーゼ活性及びL−1(LINE−1)レトロトランスポゾンでコードされる逆転写酵素(L1RT)活性を妨害できる、非環状ヌクレオシドのアナログ。 (もっと読む)


非環状ヌクレオシドアナログを使用するテロメラーゼ陽性癌細胞におけるテロメア短縮化、G2停止およびアポトーシスの誘導が開示されている。また、非環状ヌクレオシドアナログを使用して、腫瘍形成性テロメラーゼ陽性細胞が腫瘍へと成長する機会を得るのを低減(impair)又は妨げる(prevent)ための方法および腫瘍退縮(定着腫瘍のサイズの減少)を促進させるための方法が開示されている。 (もっと読む)


L-1(LINE-1)によってコードされる逆転写酵素は、この分子によって誘導又は仲介される癌を治療又は予防するための標的分子として同定されている。患者における上記癌を治療又は予防する方法は、患者の細胞中の逆転写酵素の阻害剤又はアンタゴニストを有する組成物の治療上の有効量を投与することを含む。この阻害剤又はアンタゴニストはテロメラーゼ陰性細胞におけるテロメアの延長を阻止する。L1RTを発現する病理学的増殖細胞を検出するための方法及びキットも開示される。 (もっと読む)


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