説明

マグアイシー テクノロジーズ インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】GMRあるいはMTJデバイスのような非平行MR素子のリファレンス層におけるピンド磁化の方向を同時に設定可能なMR素子の磁化方法を提供する。
【解決手段】複数の非平行MR素子の各リファレンス層(サブAP1層)15の厚みを対応する磁気ピンド層(サブAP2層)13よりも薄くする。これら複数のMR素子を、サブAP2層13の磁化方向を磁場方向に向けるのに十分な方向と大きさを有する磁場中に配置する。そののち、磁場の大きさを零になるまで減少させ、磁場の大きさが零になったときに、MR素子を熱処理する。それによって各サブAP1層15の磁化方向を当該MR素子の長手方向に沿うように固定する。 (もっと読む)


【課題】 臨界反転電流密度JCOを最小限に抑えつつ、熱安定性、書き込み電圧、読み出し電圧、および保磁力Hcが64MbのSTT-RAMの設計要求を満たすMTJナノピラー構造を得る。
【解決手段】 自然酸化法を用いて、酸素界面活性層を含むMgOトンネルバリア層を形成する。フリー層40は、FL1層50/NCC層51/FL2層52なる構造を有する。NCC層51は、SiOマトリクス51b中に形成されたRM粒子(RはCo、Fe、Ni、MはSi、Al等の金属)からなるナノ導電チャネル51aを含む。NCC層51の厚さは、RM粒子の最小粒径前後の厚さに保たれ、FL1層50とFL2層52との間の距離を埋めるのに十分な直径を有する。 (もっと読む)


【課題】 大電流が必要とされる磁気メモリ素子への情報書込みに際し、ゲート電圧ストレスを抑制し、セルトランジスタの寿命の短縮を防止する。
【解決手段】 情報“1”または“0”を書き込む際に、一回毎に1つのセルを選択する。例えばメモリセル100に情報を書き込む場合、このメモリセル100のセルトランジスタ800のゲートに接続されたワード線200の電圧のみを上昇させると共に、その書込対象のメモリセル100が属する列に沿ったBLC線40またはBLT線50の電圧を選択的に複数の異なるレベルへと上昇させる。これにより、メモリセル100に情報“1”または“0”が書き込まれる。その際、第1および第2のトランジスタ510,511、プリチャージ電圧源505および基準電圧源506よりなるプリチャージ回路504を用いて、書込対象以外のメモリセルのセルトランジスタに加わる電圧ストレスを抑制する。 (もっと読む)


【解決手段】ゲート電圧昇圧回路は、スピントルクMRAMセルの選択スイッチングMOSトランジスタのゲートを昇圧し、スピントルクMRAMセルのMTJ素子を介したプログラミング電流の減少を抑制する。スピントルクMRAMセルアレイは、MTJ素子と、選択スイッチング素子とを含むスピントルクMRAMセルによって構成される。ローカルワード線は、複数のスピントルクMRAMセルの1行に対応づけられるとともに、そのMRAMセルの行における選択スイッチング素子のゲート端子に接続され、活性化および非活性化を制御する。1つのゲート電圧昇圧回路は、対応づけられたグローバルワード線と、対応づけられたローカルワード線との間に配置される。ゲート電圧昇圧回路は、選択されたスピントルクMRAMセルのMTJ素子に論理“1”を書き込む間に、選択されたスイッチング素子のゲートの電圧を昇圧する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】
平面的なフリー層およびピンド層を備えたGMRまたはTMRセンサ素子の平面アレイを、微小な磁化粒子の存在を検出するセンサの基本部分として用いる。具体的には、このセンサを用いて、基板に結合した生物学的分子に結合した磁化粒子の存在を検出する。分子の上の磁化粒子は、粒子の漂遊磁界とセンサの磁気構成との相互作用の結果としてセンサによって検出される。センサ、またはセンサアレイの上に軟磁性材料からなり一平面に沿って延びる層を形成することによって、微小粒子の磁化に用いる外部磁界を、この微小粒子からの漂遊磁界を妨げないように、センサ面に対して垂直な方向に自己整合的に揃える。 (もっと読む)


【課題】ギアホイールの回転位置を、それが回転しているか否かにかかわらず決定するための方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明の重要な特徴は、磁気角度センサが採用されていることである。そのセンサは、4つのMRデバイスが正方形状に配置されてなるブリッジ構造を有する。ピンドリファレンス層の方向は、4つの全てのデバイスにおいて同一であり、4つのMRデバイスが形成する正方形の対角線に沿った斜め方向となっている。本発明のデバイスの製造においては、単一のウェハプロセスが用いられる。 (もっと読む)


【課題】高い感度もしくは高い信号出力を揺するAMR回転センサを提供する。
【解決手段】このAMR回転センサは、高い感度もしくは高い信号出力を犠牲にすることなく、デバイスの簡便な製造を可能としている。このAMR回転センサは、ホイートストンブリッジにおける4つのセンサ素子を構成するAMRストライプの外側に、独立したセンサ素子を設けることで実現される。4つのセンサ素子は、バイアス磁界を形成する永久磁石の近くに設けられる。バイアス磁界は、ギアホイールが回転してギア歯およびギャップが交互に回転センサを通り過ぎるときに強度が上昇および効果を繰り返す。 (もっと読む)


【課題】動作信頼性に優れたSTT−RAMに好適なMTJ素子を提供する。
【解決手段】MTJ素子11は、下部電極10の側から、下部積層体111と上部積層体112とを順に備える。下部積層体111は、シード層51、リファレンス層33、トンネルバリア層34を順に含むものである。上部積層体112は、積層面に沿った占有面積が下部積層体111よりも小さく、フリー層40、キャップ層38、ハードマスク39を順に含むものである。リファレンス層33は、非磁性金属からなる挿入層33Cと、磁性層33Aとから構成される2層構造を有する。磁性層33Aは、積層面内における磁化容易軸(X軸方向)に沿って固定された磁化方向を有する自己ピンド層である。フリー層40は、下部強磁性層35と、NCC層36と、上部強磁性層37とが順に積層された複合体である。 (もっと読む)


【課題】 強磁性材料を含有する歯車の回転速度を高精度に測定することが可能な歯車回転速度の測定方法および歯車回転速度検出器を得る。
【解決手段】 MRセンサアッセンブリ30を、回転する歯車のギア歯14に近接して配置する。MRセンサアッセンブリ30は、二つの永久磁石33A,33Bと、永久磁石33A,33Bによって生じた零磁界領域内に配設されたMRセンサ32とを含む。MRセンサ32は、複数のMR素子(例えば、4個)を単一チップ化して構成される。これらの4つのMR素子は、それぞれ2つのMR素子を含む第1,第2のグループからなるMRホイートストンブリッジを構成する。第1および第2のグループを、互いに異なる磁気環境の下に配置する。このMRホイートストンブリッジの2つの出力端から取り出される差分信号に基づき、ギア歯14の移動(歯車の回転)速度を検出する。 (もっと読む)


【課題】再生および記録の効率性を高めるスピンRAM構造を提供する。
【解決手段】スピン注入MRAM50は、上部CPPセル80と下部MTJセル60との間に導電性スペーサ70をそれぞれ有する2つのサブセル50を備える。各ビットセルの2つの導電性スペーサ70は、トランジスタにより結合される。トランジスタは、書込ワード線により制御される。各ビットセルの2つのCPPセル80は異なる抵抗状態を有し、各サブセル80のMTJセル60とCPPセル80とは異なる抵抗状態を有する。MTJフリー層67は、CPPフリー層が発揮する大きな反磁場に起因して、CPPフリー層の反転に応じて回転する。同一のビットセルの内部の第2のMTJをリファレンスとすることにより、高速で信頼性の高い再生動作を可能とする改善された回路構造が開示される。 (もっと読む)


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