説明

アセテクス(キプロス)リミテッドにより出願された特許

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【課題】メタノールフィードストックから合成ガスを生成する方法を開示する。
【解決手段】メタノールフィードストック(110)と酸素(114)を、選択的に蒸気(116)と共に、部分酸化反応器(112)へ供給し、水素、一酸化炭素及び二酸化炭素の混合物の流れ(118)を生成する。二酸化炭素(122)が分離され、水素及び一酸化炭素の混合物(124)がコールドボックス(126)へ送られ、そこで水素リッチの流れ(130)と一酸化炭素リッチの流れ(128)に分けられる。分離された二酸化炭素(122)は、所望により、温度調節材として部分酸化反応器(112)へ戻して再利用されることができる。一酸化炭素リッチの流れ(128)は、酢酸(136)又は酢酸の前駆物質を生成する従来の方法により酢酸合成装置(132)にてメタノール(134)と反応させることもできる。所望により、アンモニア合成装置(144)及び/又は酢酸ビニルモノマー合成装置(156)をプラントに組み込むこともできる。 (もっと読む)


メタノール、酢酸を製造する統合されたプロセス及び関連のプロセスでの生成物について開示する。合成ガス(120)は、天然ガス(102)を蒸気改質(109)及び自己熱改質(118)することによって生成され、天然ガスの一部(112)は蒸気改質器(109)をバイパスし、蒸気改質器の処理物と混合され、再循環のCO2と共に自己熱改質器(ATR)へ供給される。合成ガスの一部はCO2除去部(122)へ送られて、再循環CO2が得られる。また、コールドボックス(130)へ送られて、水素の流れ(131)及びCOの流れ(135)が得られる。残りの合成ガス、水素の流れ(131)及び関連プロセスからのCO2は、メタノール合成部(140)へ送られ、メタノールと、CO2除去装置へ供給されるパージガスの流れ(124)が生成される。メタノールは、CO(135)と共に酢酸装置(136)へ送られ、酢酸が生成される。酢酸は、VAM合成装置(148)へ供給される。ATRとVAMの両方の合成に用いられる酸素は、共通の空気分離装置(116)によって供給され、蒸気発生のユーティリティはさらにプロセスを統合することができる。 (もっと読む)


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