説明

ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カルフォルニアにより出願された特許

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トランジスター様の電子素子は、いわば三極真空管のように動作する。2つの電極(ソース及びドレイン)は、金属微粒子が分散された有機半導体材料の中間層を挟持する。粒子の微細さ及び数により、これらは、電子が一の微粒子から次の微粒子へトンネリングし得るのに充分互いに近接しており、その結果、中間層の端部に印加される電圧によって分散粒子間に電流の流れが引き起こされ、層全体が印加電圧に達する。印加電圧を変更することにより、中間層の電圧の変化が引き起こされ、これにより、ソースとドレインとの間の伝導が制御される。粒子を小さくすることにより、粒子間の開口面積の割合が大きい状態が維持されるため、電子には、中間層の粒子の周囲及び有機材料中を移動する余地があり、高電流を素子に流すことが可能になる。 (もっと読む)


双安定性に基づくエレクトロルミネセントデバイス、及びその使用方法。そのデバイスは電圧の印加により低抵抗状態と高抵抗状態との間を交互する。双安定電気デバイスは、双安定挙動を示す有機材料を二つの電極が挟むようになっている。その双安定素子につながれた有機発光ダイオードは、導電時に光を放射する。段階付けられた光出力を作り出すためには、ターンオフ電圧とターンオン電圧の中間であり一定なバイアス電圧と、パルス時間幅において変動するか、追加電圧において変動するか、又はその両方において変動する電気パルスを、その双安定素子に印加するための回路が提供される。そのパルスが印加されるにつき追加電圧がバイアス電圧に重畳される。双安定素子を通る電流、そして、したがって、そのパルスを終えた後のダイオードにより放射される光の明るさが、パルス時間幅や追加電圧を変化させることでコントロールされる。 (もっと読む)


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