説明

コンパクトジーティーエル パブリック リミテッド カンパニーにより出願された特許

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触媒反応器(10)は、各々、吸熱反応及び発熱反応のための、交互に配置された複数の第1及び第2流路(16,17)を備え、各々の流路は、反応を促進するための、取り外し可能な、流体透過性触媒インサート(20,22)を備える。流路は、反応器の一端面から延びる直線部分と、直線部分の端と反応器の少なくとも一端面とを連通するリンク部分とを備え、直線部分及びリンク部分には、少なくとも部分的にフィン構造(15;15a)が設けられている。リンク部分のフィン構造(15a)は、穿孔が設けられ、穿孔(40)が各々の直線部分(17)と整列するようになっているが、反応器の端では、穿孔(40)の各々は塞がれている。触媒インサートを消費したときに、塞ぎを取り外すことによって、触媒インサート(20,22)を流路(16,17)から押し出すことができる。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの触媒挿入体を多数の反応器チャンネルの各々に挿入するための挿入装置を提供する。更に、触媒挿入体を反応器チャンネルに挿入するための自動挿入方法を提供する。
【解決手段】本装置は、多数の触媒挿入体(20a)を配置するように形成されたマガジン(64)と、触媒挿入体を反応チャンネル(17)に挿入する際に触媒挿入体の移動を案内するためのガイドエレメント(46)と、触媒挿入体をマガジンからガイドエレメントを通して反応器チャンネル内に押し出すための押し部材(48)とを含む。本発明の方法は、挿入体を反応チャンネルと整合する工程と、挿入体をガイドエレメントを通してチャンネルに押し込む工程とを含む。 (もっと読む)


蒸気-メタン改質等の吸熱反応を行うための触媒反応モジュール(10)は、分離反応器ブロック(12)を含み、各反応器ブロックは、該ブロック内で交互に配列された多数の第一および第二流動チャンネル(15、16)を画成して、該第一および第二流動チャンネル間の熱的な接触を確実なものとしている。該反応器ブロック(12a、12b)は、該第一流動チャンネル(15)内の燃焼ガス混合物が連続的に流動するように、また該第二流動チャンネル(16)内で該吸熱反応を行うためのガス混合物が連続的に流動するように、配列しかつ接続することができる。これは、該燃焼工程を段階的に行い、場合によっては段階間で該燃焼ガスを冷却し、また追加の燃料および追加の空気の導入を可能とする。
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フィッシャー・トロプシュ合成のための反応器モジュールが、全体として長方形の反応器ブロック(10)から成り、この反応器ブロックは、ブロック内に交互に配置された冷却剤のための流れチャネル(15)及び合成反応のための流れチャネル(17,117)を構成するプレート(12)のスタック(積み重ね体)を有する。合成用流れチャネル(17,117)は、反応器ブロック(10)の上面と下面との間で全体として鉛直方向に延びると共にバー(18)か(シート(119)かのいずれかと組み合わせ状態でプレート(12)によって構成されていて、各チャネルが200mm以下の幅のものであるようになっている。冷却剤用流れチャネル(15)は、同一方向に差し向けられると共にディストリビュータチャンバ(26)を介して反応器ブロックの側面のところに設けられた入口ポート及び出口ポートと連通している。プラントは、並行稼働する多数のかかる反応器モジュールを装備するのが良く、これらモジュールは、交換可能且つ置換可能である。温度制御は、冷却剤の流れが合成ガス流に平行であるようにすることによって促進される。
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本発明は、炎が燃焼ガス混合物を通ってデフラグレーションまたはデトネーションとして伝播する炎伝播を防止する反応器を提供することにある。本発明の触媒作用反応器では、交互に配置された多数の第一および第二フローチャネルが形成されている。第一フローチャネルは、10mmを超えない深さを有しかつ燃焼反応体の流路を形成し、反応体の燃焼に触媒作用する触媒構造を収容し、かつ少なくとも1つの反応体用の少なくとも1つの入口を有している。第一フローチャネルはまた、各入口に隣接するインサート(40または60)を有し、該インサートは燃焼反応に触媒作用をしない。インサートは、炎伝播を防止すべく、最大ギャップサイズより小さいギャップを形成している。本発明の反応器は、スチームメタン改質プラントに適用できる。
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メタンをより高分子量の炭化水素に転化する方法は、以下の工程(A)〜(C)を含む:(A)(1)メタンを、高温でのスチームとの触媒反応により改質して、一酸化炭素及び水素を生じさせる工程;(B)一酸化炭素及び水素の混合物をフィッシャー・トロプシュ反応(2、3)に付して、1以上の、より高分子量の炭化水素及び水を生じさせる工程;及び(C)1以上の含酸素化合物(4)を水から抽出又は除去する工程。含酸素化合物については、以下の処理のいずれか又は双方を行う:前記方法の開始時において、触媒燃焼して、工程(A)のための熱を提供し、及び温度がメタンの燃焼温度に達するか又はそれを越えた時、工程(B)からの排ガス由来のメタンで少なくとも部分的に置換する処理;及び/又は工程(A)における定常状態熱の提供のための、工程(B)からの排ガスのための燃料向上剤として使用する処理。
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フィッシャートロプシュ合成用の小型触媒反応器であって、反応器は、反応器内に交互に配される、複数の、フィッシャートロプシュ合成を受けるガス混合物を輸送するための第1流路および冷却用流体を輸送するための第2流路を定める。各第1流路は、金属基体を含む着脱可能なガス浸透性触媒構造体をする。触媒構造体の中を貫いて複数の流通経路が定められ、かつ、空隙率、すなわち、前記複数の大流路によって構成される第1流路の断面積の割合が25%〜75%となる。これによって、生産性と選択率の間に最適バランスが実現され、そのため、反応器の操作は経済的で、調節可能となる。
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改質のためのコンパクトな触媒反応器(20)が、交互に配置されていて第1及び第2のガス流を運ぶ多数本の第1及び第2の流れチャネルを備えた反応器モジュール(70)を有し、例えば金属箔の基体を備えた着脱自在なガス透過性触媒構造体(80)が、各流れチャネル内に設けられ、この中で化学反応が起こることになる。反応器は、圧力が周囲圧力よりも高く且つ第2のガス流の圧力以下の第1のガス流に用いられる。反応器モジュール(70)は、プレート(72,74,76)のスタックで形成されるのが良い。モジュール(70)は、圧力容器内に納められ、圧力容器内の圧力は、実質的に第1のガス流の圧力に等しい圧力状態にあるように定められる。その結果、モジュール(70)の部品のうちで張力下にあるものは存在しない。これにより、反応器モジュールの設計が単純化されると共に触媒により占められるその容積の比率が高くなる。
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フィッシャー・トロプシュ合成のためのコンパクトな触媒反応器(50)であって、該触媒反応器は、反応器モジュール(70)を有し、該モジュールは、ガス混合物および冷却流体をそれぞれ運ぶための、交互に配置された多数の第1および第2のフローチャネルを構成する。例えば金属箔などの基板を有する取り出し可能なガス透過性触媒構造物(82)が、その中で合成反応が起こるようになっている各フローチャネルに備えられる。反応器モジュール(70)は、圧力容器(90)内に封じ込まれ、圧力容器内の圧力は、ほぼ高圧反応ガス混合物の圧力であるように準備される。その結果、モジュール内の全てのフローチャネルは、それらの周囲の圧力であるか、圧縮下であるかのいずれかであり、どの部分も張力下にない。これにより、モジュールの設計が簡単になり、且つ触媒によって占められる反応器体積の割合が増大する。 (もっと読む)


それぞれ触媒反応チャンネルとクーラントチャンネルを画定する複数のコンパクトな触媒リアクターモジュール(12)を用い、各段階のために同数のリアクターモジュールがある連続的な2段階で、CO/H2供給ガスによってフィッシャー-トロプシュ合成を行う。第1段階のガス流速は、75%以下のCOが転換するのに十分高い。水蒸気を除去するために連続的な段階間でガスを冷却し(16)、ガスを第2段階に供する前に圧力を下げる(20)。さらに、第2段階中も75%以下の残存一酸化炭素が転換するように、第2段階の反応温度は第1段階より低い。従って、触媒上の水蒸気の有害効果が抑制され、各段階のモジュール数を等しく保ちながらモジュールを仕切ることによって、プラント(10)の全体的な能力を調整することができる。 (もっと読む)


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