説明

ヤンツ ユニバーシティにより出願された特許

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本発明は、作物の育種に関する。詳しくは、これは、自家受粉と他家受粉の作物の品種群又は栽培品種の育種に適している。品種群を作出するために、母本群と父本群とを交雑させる。母本群は次のように作出される。すなわち、異なる所望の特性を有する親植物の対を交雑することによってF1を作出し、そのあと、F1の2つを交配することによって分離集団を作出する。分離集団の植物個体又は初期分離世代の自殖後代が母本群を構成する。父本群は、ホモ接合型育種系統、品種、分離世代のヘテロ接合型植物、或いは母本群と同様の方法で作出された個々の植物からなる。品種群を育種する本発明の方法は、交雑段階、安定化のための自家交雑段階、特性決定段階、群分類段階、及び品種群の形成段階の5段階を含む。品種群は在来品種の均一性、安定性及び区別性の特徴をも有する。農業従事者は次の栽培のために種子を保存することもできるし、また、種苗会社は保存種子を基にして更なる開発を図ることも可能である。この品種群は良好な適応性、高収量、及び強い耐病虫害性を有する。この品種群の育種は、育種者の経験に頼らなくてもよく、農業従事者であってもこのような育種を行うことができる。さらに、作物品種群の育種のための11の例及びその実施を、その実証のために詳しく記載されている。 (もっと読む)


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