説明

株式会社水の科学と技術に関する研究所により出願された特許

1 - 2 / 2


【課題】空気中に浮遊するアスベスト繊維は極めて微少であることから、現状のアスベストの存在確認には費用と手間が掛かり、簡易で且つ迅速にオンサイトでアスベストの飛散の危険性がなく、アスベストの存在の有無を確認することが求められている。
【解決手段】日本で使用されているその殆どが、蛇紋岩系のクリソタイルと角閃石系のクロシドライト及びアモサイトの三種類であり、これらアスベスト構造中に含まれる金属であるMgもしくはFeを染料で選択的に染色し、アスベストを視覚的に確認できるようにした。 (もっと読む)


【課題】アスベストを無害化する方法を提供するとともに、無害化処理後のアスベスト改変物について実用的な用途を提供する。
【解決手段】アスベスト無害化方法は、アスベスト含有材料をリン酸水素アンモニウム水溶液に混合してスラリー化するスラリー化工程と、前記スラリーを水熱反応させる水熱反応工程とを備える。この発明によれば、アスベストの形態(物理的構造)を変化させ、人体に対して無害化することができる。特に、アスベスト吹き付け材を除去する際に出る廃材や、ビル解体・住宅リフォームに伴うアスベスト含有建築廃材を無害化処理する方法として優れている。また、本発明によれば、同時にミネラルを含有したリン酸質肥料を製造することも可能となる。 (もっと読む)


1 - 2 / 2