説明

インスティチュート バイオキミー アイ ジェネティキ ウフィムスコゴ ナウチノゴ ツェントラ ランにより出願された特許

1 - 2 / 2


本発明は、回帰的連鎖反応の2つの変形2/2及び2/1の助けにより、特異的核酸フラグメントを増幅するための方法に関し、この方法では、標準的PCRで使用される典型的プライマーの代わりに、通常の(基本的)プライマーのタンデム反復配列の形態のプライマー(反復は、「頭尾」型に従って配置され、2つ又はそれ以上のこのようなエレメントからなる)が、直接的プライマー及び/又は逆方向プライマーとして使用される。増幅の結果として、アンプリコンの長さは、通常のプライマーの長さ分だけ、各サイクルと共に増加し、それにより、サイクルにわたって、アンプリコン中のプライマーに対するアニーリング場所を増加させ、正味の複製の増大を提供し、PCR中の数よりも数オーダー大きい数の、アンプリコンの蓄積の加速をもたらす。DNA鎖置換活性を示す熱安定Vent型DNAポリメラーゼの使用は、各サイクルにおける二本鎖アンプリコンの産生を生じ、かつプライマーのアニーリング前に形成されて上記ポリメラーゼによって置換されるDNA一本鎖を生じ、DNA一本鎖形態でのこのようなアンプリコンの数は、各サイクルにおいて増加する。本発明の方法は、医学、獣医科学、公衆衛生及び疫学的研究において、遺伝子組み換え生物から製造された食品製品を検出するために食品産業において、原材料の品質を試験するために、可能性のあるバイオテロリストの攻撃を含む危険な感染症の因子を検出するために、並びに犯罪者を同定するために犯罪捜査学において、DNAを配列決定するため、DNA診断のために、推奨され得る。 (もっと読む)


【課題】RT−PCRの欠点(である複雑な構造又は非常に低い特異性が特徴である挿入色素または複雑なプライマー構築のハイブリダイゼーションプローブ)を改善するために、該増幅方法の単純化、時間短縮及びコスト低減が可能なリアルタイムポリメラーゼ連鎖反応によるDNAはRNAの特定のフラグメントの増幅方法を提供する。
【解決手段】その構造の中に蛍光色素を持ち、隣接しているか若干重なっている標的上にアニールするプライマーを使用し、順方向、逆方向プライマーに含まれるドナー色素とアクセプター色素間に蛍光共鳴移動を提供し、アクセプター蛍光色素の発光増加を記録する。 (もっと読む)


1 - 2 / 2