説明

有限会社ラボコスタにより出願された特許

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【課題】 認知症が進んだ方、身障者および乳幼児の玩具の補助具として、人形等の玩具が手から離れた時に床に落ちず、テーブル等の上に置いた元の位置に戻る器具が要望されていた。紐を用いてこの要望を実現する場合、紐に掛かる力が少ないほど利用者に都合が良い。玩具は物により重さが異なるので、紐に掛かる力を調節できるものが望まれる。
【解決手段】 紐の端に重りを付け、紐を板に開けた穴に通したものを用いる。板をテーブルの上に置いた時に、紐がテーブルに接しないようにするため、板には底上げ板および金具を付ける。また、板の縁には、人形等の玩具が引っ掛からないように、丸みを持たせる。重りの重さを利用することにより、紐の他端に付けた人形等が手から離れた時に床に落ちず、板の上に置いた元の位置に戻る。
重りの重さを人形等の重さと同程度で若干重くなるように調整すれば、無駄な力を要しないものとなる。ゼンマイ、あるいはゴム等の力を利用する場合には、過度な力を要しないものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 人が物を持ち上げ運ぶ時には、荷物の形状、重さによって異なる体位を取るが、ひとつの器具で多くの場合に対応するものが望まれていた。さらに、小型軽量で、携帯に便利なものが求められていた。
【解決手段】 肩あるいは首に掛ける帯を用いる。金具で連結された2本の帯から成り、両端には手あるいは腕を掛けるための輪を有する。一方の帯には連結金具を掛けるための複数の穴が開けられ、連結金具を掛ける穴の位置を変えることにより、帯全体の長さを変えることができる。また、この器具を収納する袋として、袋の中にクッション材を入れ、袋を丸め筒状にすると、筒の中に帯を通すことができ、帯を肩あるいは首に掛かた時にパットの役割も果たす収納袋を用いる。 (もっと読む)


【課題】 介護作業において、必要な力を軽減する器具が要望され、軽作業時にはその器具が邪魔にならず、臨機応変に多様な用件に使えるものが望まれていた。多くの介護作業が手を介して行われため、手の力を補うものであれば理想的である。
【解決手段】 布および肌に付着する素材でできた手袋を用いる。手が滑らないので掴む力が不要となり、目的とする方向の力、あるいは介護者の体重が巧く使い易くなり、楽に作業することができる。
この手袋は、親指の先端部と他の4本をまとめた先端部をそれぞれ包むだけの構造であるため、簡単に着脱できる。手袋の手首部はマジックテープ等で手首に固定されるため、指を外した時でも手袋は手首にぶら下がっており、必要に応じて臨機応変に利用することができる。 (もっと読む)


【課題】腰痛の方、特に高齢者が一般人向けに市販されているズボンおよびパンツなどの下着を椅子などに腰掛けたまま安全で容易に着脱できる自助具を提供する。
【解決手段】板1の端に半円筒状の膨らみ2を持たせたものを用いる。これを椅子、あるいはベッドの上に置き、腰掛けると、太股は半円筒の上に、尻は板の上に乗った状態り、太股と尻の間の若干区間(無接地部)が常に浮いた状態を呈する。ズボンは尻と無接地部の間で移動ができる。姿勢を後傾させると太股が浮き、体重は尻で支えられ、ズボンは無接地部と膝の間で移動が可能となる。姿勢を前傾させた後、後傾させると、ズボンを尻から足先の方へ移動させることができる。その逆の動作をすると、ズボンを足先の方から尻の方へ移動させることができる。さらに、布に付着する素材を棒の端に取り付けた遠隔操作具を併用することにより、膝からつま先までの区間でも、ズボンを移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】 靴下を履くための自助具として、適応する靴下のサイズに制約が少ないこと、利用者がより楽な姿勢、あるいは動作で使用できること、および、靴下を履くだけでなく脱ぐ時にも利用できるものが要望される。
【解決手段】 柔軟なプラスチックの板にゴム板の小片を貼ったものを用い、柔軟なプラスチックの板が靴ベラのような機能をして、靴下の中に足を誘うと同時に、ゴム板の小片が靴下に適度な抵抗を与え靴下をたくし上げ、靴下を履くことができる。ゴム板の小片は、靴下のサイズに関係しない位置に貼られているため、靴下のサイズに制約がない。
柔軟なプラスチックの板に取り付けた棒(柄)は適度に長く、靴ベラの柄と同様の効果を発揮するため、楽な姿勢を保ったまま靴下を履くことができる。
棒の反対端は靴下を脱ぐためにV字型にカットされており、この端を履いた靴下に引っ掛け押すことにより、簡単に靴下を脱ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の介護用スプーンは、被介護者が口を充分開けることができることを前提としており、そうでない場合には機能が低下する。つまり、従来の介護用スプーンは皿が一枚であり、それに乗せた食物は、口を充分開けることができない被介護者の上唇が邪魔をし、スプーンから落ちてしまう。
【解決手段】 二枚のスプーンを用いる。追加した一枚を上皿として食物を挟み、口内へ挿入後、上皿スプーンを口外へ引き出すことにより、下皿スプーンに乗った食物が口内に残り、問題が解決される。被介護者は時に口を大きく開けることもあるので、そのような時は、下皿スプーンのみを使って、従来のスプーンと同様に食事を与えることができる。被介護者の様子を見ながら、利用の仕方を随時変えられるのも本発明の特徴である。被介護者が好む食物を挿入により一回与えると、その後は口を大きく開けることも多い。 (もっと読む)


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