説明

江間忠ウッドベース株式会社により出願された特許

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【課題】 木材の持つ異方性に着目し、最も強い方向を合理的に使用し、杉材の材質的な欠点を補う。
【解決手段】 図2に示す、厚さ30〜45mm、幅110〜135mm、長さ105mm〜900mmの杉材1bを幅方向に600mm、長さ方向に4000mmまで接着し厚さ30mmの構成層2b(図4で幅が3倍のもので長さ方向に連続するもの、以下同様)を作り、これを60mmずつ長さ方向に継ぎ手部分をづらし(図5参照)、構成層2bを複数枚(ここでは3枚)重ねに厚さ方向に接着することにより(図6参照)、厚さ110〜135mm、幅600mm、長さ4000mmの土台源材とし、長さ方向に複数(たとえば、5つ)に等分し、仕上げし、厚さ120mm、幅120mm、長さ4000mm(図では長さが省略されている)の土台とし、仕様面である上面は木口面11,16となり、圧縮荷重に対し、十分な強度を備え、めり込みに対して強くなっている。 (もっと読む)


【課題】接合部の力のバランスがとれていない、木材部への負担が大きすぎる、木構造を配慮してない、施工性が悪い、木材への適用範囲が狭い。
【解決手段】木材接合装置101は、第1木材102の接合個所に、切欠部104に一部が突出し他は埋設される支持部105と、複数本のドリフトピン106と、を備える第1接合金物107を備え、第2木材103の接合箇所に、第1木材102に取り付けられるドリフトピン106を弾性変形により拘止する弾性拘止部108と、切欠部104に嵌入する形状に設定されたコ字状金具とを有する第2接合金物110を備え、ドリフトピン106を弾性拘止部108に嵌め込み、ドリフトピン106が弾性拘止部108を横方向に弾性変形させ、ドリフトピン106が所定位置まで降下すると、弾性拘止部108が弾性力によって初期位置にもどり、ドリフトピン106を拘止する。 (もっと読む)


【課題】木造建物の壁面内部に適所に配置することによって、建物全体の振動を低減し、建物を崩壊させない働きをする装置を提供する。
【解決手段】 木材を格子状に組んだ制振格子体1を作成し、縦組み部材2と横組み部材3の接点部分は直接接することのない形状とし、その格子の接点部分の隙間に粘弾性物質6を充填させ、縦と横の部材を接着接合し、この接合は縦もしくは横組み部材のどちらか又は両者ともが何らかの力で動けば、相互に粘弾性物質による接着部分を介して力が働き、建物を構成する左右の柱および上下の梁もしくは土台に囲まれた単一構造区画4内に設置し、建物に外からの力が働き、建物が変形しようとするとき制振格子体1も変形するが、格子部7の接点部分に充填された粘性物質6が粘弾性変形を起こし、外部から建物に入ってきたエネルギーを効率的に吸収し、建物の他の部分への変形エネルギーを低減させる働きをし、建物を安全に保つ働きを持つ。 (もっと読む)


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