説明

ザ ユニバーシティー オブ ブリティッシュ コロンビア ユニバーシティー−インダストリー リエゾン オフィスにより出願された特許

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EGFシグナル伝達経路を混乱させ、癌の治療に有用であることが知られている薬剤がまた、クラステリンタンパク質の発現の増大をもたらすことが発見された。クラステリンは、アポトーシスからの保護をもたらすことができるので、この副次的な作用は治療薬の有効性を低下させる。これは、EGFシグナル伝達経路の混乱による治療すべき癌に対する既知の治療有効性を有し、副次的な作用としてクラステリンの発現を刺激する薬剤と、癌細胞におけるクラステリンの量を減少させるのに有効であるオリゴヌクレオチドとの組合せを用いて克服される。例えば、薬剤は、HER−2に対して特異的な抗体、HER−2の小分子阻害薬、HER−2に対して特異的なアンチセンスオリゴヌクレオチド又はHER−2タンパク質を妨害することができるペプチド薬剤であってよい。オリゴヌクレオチドは、アンチセンスオリゴヌクレオチド又はRNAiオリゴヌクレオチドであってよい。
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本発明は、その加水分解活性が実質的に低下または排除され、従って単糖またはオリゴ糖およびセラミドからの糖脂質の合成に有用な、新規なエンドグリコセラミダーゼに関する。より詳細には、エンドグリコセラミダーゼは、好ましくは酵素の活性部位または求核性部位内の変異誘発を含む、より好ましくは活性部位または求核性部位内のGlu残基の置換変異誘発を含む、天然に存在するエンドグリコセラミダーゼの変異形態である。変異エンドグリコセラミダーゼを作成する方法、およびこの変異酵素を使用した糖脂質の酵素的合成方法も開示する。 (もっと読む)


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