説明

三恵ハイプレシジョン株式会社により出願された特許

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【課題】被処理物の収納容器が一定の運動を与えられて被処理物の撹拌作用をなす撹拌装置において、蓋体による収納容器の高い密閉性を確保し、蓋体の開閉着脱作業が容易迅速に行える収納容器密閉技術を提供する。
【解決手段】蓋体3により密閉されるバレル槽2を嵌装するバレル槽受け5と、蓋体3を閉止固定する押え金具6と、押え金具6をバレル槽受け5に係合固定する係合固定部7とを備える。押え金具6は、バレル槽受け5に橋絡状に位置決め係合する棒状体の形態とされ、その長手方向中央部に、蓋体3に当接係合可能な締付けボルト部材10を備え、係合固定部7は、押え金具6の係合端部11、11が挿通係合する一対の係合孔25、26を備え、一方の係合孔26は、バレル槽受け5の係合凹部と、バレル槽受け5に弾発的に揺動可能に設けられた仮止め部材30の係合孔部とからなる。 (もっと読む)


【課題】優れた撹拌脱泡効果を発揮するとともに、構造が簡単かつコンパクトで、ランニングコストの低減化も図ることができる撹拌・脱泡技術を提供する。
【解決手段】単一の駆動モータ11により、垂直な回転主軸6に対して所定の傾斜角度αをもって傾斜支持された撹拌槽1を、回転主軸6まわりに所定の速度をもって公転させるとともに、回転主軸6と平行に配された回転支軸20まわりに低速度で回転させることにより、撹拌槽1内の被処理液体Lに与える遠心力の作用方向に対して撹拌槽1の傾斜方向を変動させる。これにより、撹拌槽1の公転により生じる遠心力が、被処理液体Lに対して単なる水平方向の動きに止まらず、さらに撹拌槽1の傾斜内面の傾斜方向の変動との協働作用による上下方向の動きも誘発し、被処理液体Lは、撹拌槽1内を上下左右方向へ流動(3次元運動)する。 (もっと読む)


【課題】遠心バレル方式のバレル加工において、ワークの構成材料の種類・特性に関わらず、不良率が低くて歩留まり良好で、高い加工効率が得られる汎用性の高いバレル研磨技術を提供する。
【解決手段】ワークと研磨材を充填収容するバレル槽の公転速度を、研磨工程の初期から仕上期に向けて低速から高速に変更することにより、脆性材料からなるワークを含めて、ワークの構成材料の種類・特性に関わらず、不良率を低く抑えつつ、加工効率の高いバレル研磨加工を実現する。 (もっと読む)


【課題】被洗浄物の表面に付着硬化した付着物質を、きわめて効率良く、洗浄物を傷付けることなく、高い洗浄能力をもって剥離除去する洗浄技術を提供する。
【解決手段】
洗浄液体Lに無数の微小洗浄粒体G、G、…を混合してなる洗浄液剤CLに機械構成部品等の被洗浄物Wを浸漬して、これら洗浄液剤CLと被洗浄物Wに相対的な運動を与え、これにより、被洗浄物W表面に対する洗浄液剤CLの擦れ合い作用および衝突作用を利用して、被洗浄物W表面に付着硬化したプラスチック等の付着物質Oを磨耗粉砕して剥離除去する。この結果、被洗浄物W表面に付着硬化した付着物質Oが、きわめて効率良く、しかも被洗浄物W表面を傷付けることもなく、高い洗浄能力をもって剥離除去される。 (もっと読む)


【課題】ワーク同士による打痕の発生がなく、ワークの変形およびひずみの発生もなく、高い研磨能力が得られるバレル研磨技術を提供する。
【解決手段】ワークWと研磨材Gを充填収容するバレル槽1を、垂直な回転主軸(公転軸)5に対して、その軸線を傾斜した状態で設けて、バレル槽1を、回転主軸5まわりに水平方向へ公転させるとともに、非常にゆっくりした自転速度(より具体記には公転速度の−1/20〜1/20)で回転支軸(垂直軸)15まわりに自転または停止させる。これにより、バレル槽1の公転により生じる遠心力が有効に発揮されて、研磨材GとワークWに対して、水平方向の動きに加え、バレル槽1の傾きによる傾斜内面との協働作用による上下方向の動きを誘発して、3次元相対運動を可能にする。 (もっと読む)


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