説明

エフエムダブリュー コンポジットシステムズ,インコーポレイテッドにより出願された特許

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【課題】引張伸びの特性に影響することなく機械的特性を向上させるベータチタニウム合金の製造方法を提供する。
【解決手段】ベータチタニウム合金にホウ素を導入することによって、TiB沈殿物を生成する工程;上記合金のベータ転移温度より高い温度において、上記TiB沈殿物を有するチタニウム合金を、均質化により熱処理する工程;上記ベータ転移温度より低い温度において、上記熱処理した合金を、熱金属加工する工程;上記ベータ転移温度より低い温度において、上記熱金属加工した合金を、溶体化処理により熱処理する工程;および、上記ベータ転移温度より低い温度において、上記溶体化処理した合金をエイジングする工程;を包含する、高強度、高剛性のベータチタニウムを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】チタン合金の機械的特性に悪影響を及ぼすこと無く、熱伝導率、導電率を向上させる。
【解決手段】チタン合金の中にホウ素0.01〜18.4%を導入して、TiB沈殿物を生成し、その後、TiB沈殿物を高温金属加工によって、金属流の方向に整列させる工程により熱伝導率、導電率の向上したチタン合金を得る。前記工程はホウ素を含有した溶融チタン合金を不活性ガスにより粉砕し針状TiB沈殿物を含む合金粉末を生成し、HIP処理により圧密し、熱間鍛造、ないし熱間押出の高温金属加工を行う事より成る。 (もっと読む)


補強されたチタン合金ワイヤーを製造する方法であって、TiBおよび/または、TiCのような不連続性析出補強材の粒子を有するチタン合金の鋼片を成形する工程を含む製造方法。上記鋼片は、ガス噴霧法により成形されたチタン合金の粉体を熱混和することにより成形されてもよい。その後、上記鋼片は加熱成形に供され、ロッド形状またはコイル形状に縮小する。その後、上記ロッドまたはコイルは連続的な低温延伸工程に供され、直径が縮小した補強されたチタン合金ワイヤーが成形される。上記低温延伸工程は、低酸素条件下において断続的な焼きなまし工程を含んでおり、加工硬化を穏やかにし、補強材の粒子の大きさを縮小するために当該補強材を再結晶化することができる。 (もっと読む)


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