説明

プロセス デザイン センター ビー.ブイ.により出願された特許

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本発明は、不均一触媒と溶媒としてのp−キシレンとの存在下に出発物質と酸素とを反応させて、テレフタル酸(TPA)の溶液を製造することによって、テレフタル酸を作る方法に関する。該出発物質はp−キシレン、p−トルイル酸、4−カルボキシベンズアルデヒド、またはこれらの任意の2以上の混合物である。酸性溶媒を使用し、TPAが生成されたときにそれを沈降させる従来の製造方法とは対照的に、反応の際に固形のTPAは生成されない。TPAを製造するために使用される慣用の製造方法の多くの欠点を、生成の際のTPAの直接沈降を回避することによって、本発明の方法は解消する。特に、本発明の方法は、反応副生成物を除去するための追加の精製段階を必要としない。すなわち、1段階プロセスで出発物質から直接、フィルムグレードTPAが得られることができる。 (もっと読む)


本発明は、担体に結合されたまたはマトリックス中に取り込まれたゼオライト微結晶および当該ゼオライト中に取り込まれた触媒活性成分に基づいた触媒成分であって、当該微結晶が直径20〜300nmを有し、当該触媒活性成分が、CoMn(O)(R−COO)k1k2(ここで、Rは、任意的に置換されたC〜Cアルキルであり、Lは、任意的に置換された窒素を含有するカルボン酸またはその塩であり、Lは、HO、任意的に置換されたC〜Cアルキルを含有するカルボン酸、任意的に置換されたC〜Cシクロアルキルまたはヘテロ環、任意的に置換されたC〜Cヘテロアリールまたはアリールからなる群から選択され、およびk1+k2=3である。)に相当する式を有し、かつ、該ゼオライトがSi/Al原子比少なくとも8を有する触媒成分、並びに当該触媒成分を使用してアルキル芳香族化合物を酸化する方法に関する。 (もっと読む)


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