説明

バイオテコン セラピューティクス ゲーエムベーハーにより出願された特許

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本願発明は、天然重鎖及び修飾軽鎖を有する修飾ボツリヌス毒素に関し、軽鎖の修飾が、(i)そのN末端に、N末端からC末端の方向へ-(C)n-(tag)m-(X)l-の構造を有する鎖の伸長を持ち、ここで、Cはシステイン残基を表し、tagは任意のタグを表し、そしてXは任意の天然に存在するアミノ酸の残基を表し、nは1から50までの整数であり、mが0または1であり、lが0または1から50までの整数であり、且つ(ii)当該伸長中の少なくとも1つのシステイン残基が少なくとも1つのPEG鎖に連結されている修飾であることにより、特徴付けられる。 (もっと読む)


本発明は、大腸菌宿主細胞内の組換え発現によって二鎖型のポリペプチドまたはタンパク質を産生するための方法に関し、それによって(i)ポリペプチドまたはタンパク質は、二鎖のポリペプチドまたはタンパク質として、その生物学的活性を発揮し;(ii)第一の鎖のC末端アミノ酸基は、ArgまたはLys基であり;(iii)タンパク質/ポリペプチドの第二の鎖は、そのN末端に1〜20アミノ酸基、およびPRSと呼ばれるペンタペプチド配列VPXGSを有し、式中Xは任意の天然のアミノ酸であってよく、VはVal、Leu、Ile、Ala、Phe、Pro、またはGlyを表し、PはPro、Leu、Ile、Ala、Phe、Val、またはGlyを表し、GはGly、Leu、Ile、Ala、Pro、Phe、またはValを表し、SはSer、Tyr、Trp、またはThrを表し;ならびに(iv)方法は以下の段階を含む:(a)その改変形態でのポリペプチドまたはタンパク質が、そのループ領域内でX、V、P、G、およびSが上記の通りである配列VPXGSを含むような様式で、核酸レベルでポリペプチドまたはタンパク質を改変する段階;(b)核酸レベルで改変された構築物を大腸菌細胞へ導入する段階;(c)宿主細胞を培養し、次いで溶解する段階;ならびに(d)二鎖のポリペプチドまたはタンパク質を単離する段階。本発明の好ましい態様に従い、ポリペプチドまたはタンパク質は、ボツリヌス神経毒、特にボツリヌス神経毒A型(BoNT(A))である。

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