説明

林建設株式会社により出願された特許

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【課題】法面の肩部に容易に設置し得ると共に、親綱によって吊下げられた法面上の作業者の横移動の範囲を容易に拡大し、作業効率の向上を図れる親綱支持装置と法面の作業方法を提供する。
【解決手段】法面1の肩部2に固定支柱110を設置し、固定支柱110の基端部に回転部120を設置し、回転部120に固定支柱110の周囲に回動可能な可動支柱130の基端部を取り付け、親綱10の一端を肩部2に固定すると共に、親綱10の途中を固定支柱110の上端および可動支柱130の自由端に支持させ、親綱10の他端を法面作業をする作業者Mの身体の安全帯20に掛止する。親綱10を操作して可動支柱130の自由端を回動させることにより法面上の作業者Mが横移動しつつ法面作業を行う。 (もっと読む)


【課題】透水性及び保水性を有し、雑草が繁茂し難く、ヒートアイランド現象の抑制にも有効な法面を構築する技術を提供する。
【解決手段】土質材、セメント系固化剤、団粒化剤及び水を混合、撹拌して形成された混練物7を、モルタル吹き付けガン13を用いて、亜鉛メッキ金網9が張設された地盤面8に向かって吹き付けることによって表層14を備えた法面構造17を形成する。法面構造17を構成する表層14は、アスファルト舗装程度に硬く、アスファルト舗装より緻密な多孔質構造となるため、施工後、表層14の表面に雑草の種子が飛来しても活着し難く、地盤18中に存在する雑草の種子の発芽も表層14によって遮られる結果、雑草の繁茂を防止することができる。また、固化後の表層14中には連続した空隙が存在するため、法面構造17は透水性と保水性とをバランス良く兼備したものとなる。 (もっと読む)


【課題】地山の法面に施工されるモルタル吹付層において、法面に設置される水抜き等のパイプの周囲に発生するクラックを防止し、モルタル吹付層の劣化を防止することのできる、モルタル吹付層の補強工法を提供する。
【解決手段】地山の法面1に設置される水抜き等のパイプ6の周囲に形成されるモルタル吹付層5を補強する工法で、パイプよりも一回り大きい環状補強筋11と、この環状補強筋をパイプの周囲で法面から所定の高さおよび法面と略平行に保持するための複数の足部材12,13,14とを備える補強筋ユニット10を用い、モルタル吹付け前に、法面に設置されたパイプの周囲に補強筋ユニット10を設置することにより、パイプの周囲に所定の距離L1をおいて環状補強筋11を配置すると共に、この環状補強筋を複数の足部材によって法面から所定の高さH3に保持し、しかる後、パイプ周囲で補強筋ユニットを被覆する高さH2にモルタルを吹付ける。 (もっと読む)


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